サッカーを心から楽しむ。日本代表・中島翔哉の少年時代

2016年01月25日

サッカーエンタメ最前線

サッカーを心から楽しむために努力を惜しまない

――中島選手と言えば、2013年J2のザスパクサツ群馬戦で決めた芸術的シュートが印象的でしたけれど、シュートの意識は当時から?

 いや、中学生の頃はそんなにゴールは考えてなかった。変化のきっかけは高校2年の時、アディダスカップ(日本クラブユース選手権U-18)でベストプレーヤー賞をもらって、オランダのアヤックスに練習参加したことですね。

 向こうの選手は他の技術は全然うまくないのに、シュートだけはすごかった。それに気づいて練習したら、自分も帰ってきたらシュートが入るようになりました。

 2011年にU-17ワールドカップ(メキシコ)に出た時、準々決勝で負けたブラジルの選手からもインパクトは受けましたね。

――中島選手は164センチと小柄ですから、体の大きな外国人選手とプレーする際には、いろんなことを考えるでしょうね。

 日本人は体が小さいし、身体能力が低くて、海外の選手にどうしても勝てない部分が多いですよね。

 でもヨーロッパでは頭を使える選手があまり多くないと感じた。自分はそこで上回らないとその先には行けない。

 今の自分がちゃんと頭を使ってやれてれば、日本代表にも選ばれるくらいの技術はあると思うけれど、うまく使えていない。それはもったいないと思うし、早いうちからもっとそういうことを考えてやったほうがいいと思います。

――中島選手は自分自身を成長させるためにどのようなことを心掛けてきましたか?

 まず自分が楽しむためにやることですね。楽しいと思ってサッカーを始めた人は最後まで楽しめばいい。周りにいる大人の事情やコーチが勝ってほしいからとか、そういうのは全く考える必要はないと思います。

 もちろんプロになれば、勝つことが重要ですが、それよりも楽しむことが大事です。楽しまないで勝っても成長にはつながらない。

 僕ら日本人はすごく恵まれているから、ブラジルの選手みたいにハングリーさを求めるのは難しい。だからこそ、楽しさを追求して、どんなレベルの高い相手とやっても楽しめるようになれたらと。

 心から楽しむためには技術や経験、自分の運動能力も必要だし、守備も大切。努力しないとダメなんですよね。

――中島選手からサッカー少年たちにアドバイスできることがあるとしたら?

 一番は楽しんで、練習をしっかりすることです。それと親御さんにはあまりいろいろ言ってほしくないですね。子どもたち自身のやる気を奪ってしまうことにもなりますから。ぜひ、温かくプレーを見守って応援してもらいたいです。

DOHA, QATAR - JANUARY 22:  Shoya Nakajima of Japan celebrates after scoring a goal in extra time during the AFC U-23 Championship quarter final match between Japan and Iran at the Abdullah Bin Khalifa Stadium on January 22, 2016 in Doha, Qatar.  (Photo by Warren Little/Getty Images)

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