劇的決勝弾でFCパーシモンU-12が、2年連続で神奈川県代表の座に輝く!
2016年05月30日
バーモントカップ第26回全日本少年フットサル大会ドラマチックな幕切れとなった神奈川県大会。FCパーシモンU-12が、2年連続で代表の座に輝く!!
5月28日(土)、「バーモントカップ 第26回全日本少年フットサル大会神奈川県大会」の決勝が、ひらつかアリーナ(神奈川県平塚市)であり、FCパーシモン U-12が多摩区FC U-12を2-1で破り、2年連続となる2回目の優勝を決めた。

文・写真●山本浩之
力と力で激しくぶつかり合った両チーム。前半はFCパーシモン U-12(以下、パーシモン)が抑えの利いたシュートで魅せると、多摩区FC U-12(以下、多摩区FC)は体を張った守りでしのぎ、ボールを奪っては速攻を仕かけた。スピードと緊張感のある試合展開に10分のプレーイングタイムは、あっという間にスコアレスのままで過ぎていった。そして後半になってから試合は動き出す。多摩区FCが左サイドの素早いクロスからゴールを決めた。
追う立場となったパーシモン。このときの状況を青木監督はこう語る。「失点をしたことでプレーに焦りが見えてきました。だから、すぐにタイムアウトを要求して選手を落ち着かせたんです。戦術面ではゴレイロを使いながら攻撃を仕かけるように指示をしました」
このパワープレイがはまった。パーシモンは多摩区FCが引き気味になってくると、低い弾道のシュートやドリブルによる突破で相手ゴールへと襲い掛かった。だが、この日のパーシモンは「ゴールに嫌われていた」としか思えないほど、放ったシュートがことごとく外れた。多摩区FCのゴレイロの活躍もあったが、クロスバーに直撃するなど、とにかくシュートが決まらない。それでも試合終了まで1分50秒となったところで、ついにパーシモンは同点に追いついた。石川大悟くんのシュートを多摩区FCのゴレイロがファンブル。ボールはゴールマウスの中へと転がっていった。
試合が振り出しに戻ってからもパーシモンが優勢なゲーム展開は変わらない。多摩区FCも幾度となくカウンターからフィニッシュまで持ち込んでいったが、流れを取り戻すことはできなかった。両チーム決め手がないまま、刻々と時間だけが過ぎていき、スコアボードの残り時間が「0:00」と表示された。そのときパーシモンの石川大悟くんの放ったシュートが、再びゴールマウスに吸い込まれていったのだ。
「ボールを持ったら、とにかくゴールに向かって強く蹴るということしか考えていませんでした。相手選手なんか全然見ていなくて、とにかく相手ゴールだけです。これまでシュートが決まらなくて焦っていたんですけど『とにかくシュートを決めてやろう!』という気持ちで一杯でした。でも、まさかゴールになると思わなかった(笑)。めっちゃうれしかったです。時間は見ていなかったので、残り時間がなかったのは知らなかったです。気がついたら、もう試合が終わりだったんだって思いました」(パーシモン・石川大悟くん)
劇的な幕切れで、パーシモンが2年連続2回目の全国大会への切符をつかんだ。
■優勝 FCパーシモンU-12 青木裕監督のコメント
試合のプランとしては、ゾーンで守りながら相手のパスミスを誘発させる狙いがありました。試合開始から、その通りに進んではいたのですが、どうしても得点することができませんでした。それはボールを奪ったあと攻撃に転じる部分がうまく機能していなかったからだったので、後半は修正したんですが、それでも本当にゴールに嫌われていましたね(苦笑)。あれだけ決まらないと(優勝は)厳しいかなという思いもありましたが、最後は石川(大悟くん)が気持ちでゴールを奪ってくれました。去年の全国大会では、予選ブロックの2試合で2-0から追いつかれ、結局1勝2分けとなり予選で敗退していますので、今年の目標は、まず全国ベスト4入りですが、もちろん優勝を目指したいですね!
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