子どもの幸せを考えるなら“今”にフォーカスすること。目の前の人を幸せにするヒント

2016年07月13日

コラム

本当は怒りたくないのに「子どもに対してイライラしてしまう…」と悩むお母さんは多くいるのではないでしょうか。そういった悩みは、コミュニケーションの取り方や自分自身の気持ちと向き合うことで一気に解決すると『“質問”に答えるだけでイライラがニコニコに変わる! 魔法の子育てしつもんBOOK』の著者であるマツダミヒロさんは語ります。そんなマツダさんの言葉から子育ての“イライラ”を“ニコニコ”に変えるヒントを探ります。

(構成●ジュニサカ編集部 イラスト●佐藤香苗)

『“質問”に答えるだけでイライラがニコニコに変わる! 魔法の子育てしつもんBOOK』より一部転載


目の前の人を幸せにする

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 人は、相手を喜ばせているつもりでも、案外自分本位だったりするものです。たとえば、「外で食べてきたからお腹がいっぱいです」というお客様に、「おいしいケーキだから、そんなことを言わずに食べて」とすすめたり、「これ好きだと思って」と、相手の気持ちもおかまいなしに、自分の好みのものをプレゼントしたり。

 僕も子どものころ、祖母の家で天ぷらを食べさせてもらったことがありました。祖母は僕を喜ばせようと思って、「食べろ、食べろ」と言うのですが、僕はお腹いっぱい食べているのに、祖母はさらに食べさせようとするので、本当に気持ちが悪くなってしまいました。

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