【第40回全日本少年サッカー大会】今年の“全少”がいよいよ開幕! 「大好きなサッカーへの気持ち」を最も表現するチームはどのチームか/ジュニサカ取材日記
2016年12月26日
大会情報いよいよ開幕!! 第40回全日本少年サッカー大会
(文●Noriko Nagano 写真●佐藤博之)
12月25日、第40回全日本少年サッカー大会の開会式が、鹿児島市民文化ホールで開催され、全国から48チームが参加しました。
式典前の会場を盛り上げてくれたのは、地元鹿児島の山川ツマベニ少年太鼓の皆さん。昨年に続き、パワフルに『歓迎太鼓』を披露してくれました。
熱気に満ちた会場。選手宣誓には、選手を代表して石井FC(徳島代表)のキャプテン・大坪永遠くんが登壇。大坪くんは「僕たちサッカー選手にとって、この全国大会に出場できることは、夢です。その夢を叶えるために何度もサッカーボールに触れ、激しく、時には苦しい練習をしてきました。今までにたくさんの涙を流してきました。でも、大好きなサッカーがあったから、チームの仲間がいたから、幾度となく乗り越えられました。その仲間と共にこの夢の舞台、鹿児島県の最高のピッチで大好きなサッカーができること、各47チームの新しい仲間と戦えることを誇りに思い、県予選で戦った多くのライバル、仲間のために全力で戦います。そして、今日まで僕たちを支えてくださったお父さん、お母さん、兄弟、 監督や保護者の方々、いつも応援してくれているすべての人に感謝し、一戦一戦全力でプレーすることを誓います。」と力いっぱいに宣誓。
内容をお父さんと一緒に考えたという大坪くんは「初めは緊張していたけど、練習していたので言い始めたら大丈夫でした。試合の方は緊張していないのでいけると思う。チームのみんなも付いてきてくれるし、元気があって活気があるチーム。1戦目は初対戦となる松本山雅FCで、対戦が楽しみ。負けていても勝っていても集中を切らさず、人に感謝しながら戦いたい」と語り、迫る戦いに気持ちが入っていました。
そして、特別ゲストには、鹿児島県出身で元サッカー日本代表選手の前園真聖さんが登場し、選手たちに激励のメッセージを送ったあと、決勝ラウンド組み合わせ抽選のドロワーを務めました。
最後には、第27回大会で優勝し、世界で活躍する原口元気選手から「精一杯頑張って日本一を目指してほしい。日本代表になって日本一の選手になることは、昔から思っていたことで、それは今も変わりない。小学生の時はさらに伸び代がある。練習量は嘘をつかないので、誰よりも練習したら、誰よりも上手くなる。29日の決勝戦には僕も鹿児島に行くので、そこで会えることを楽しみにしています」とビデオメッセージが映し出されると、会場から大きな拍手が。
ゲストの前園さんは開会式後の『リスペクトワークショップ』にも参加した。現役時代を思い起こし、『リスペクト』の大切さを伝授。ワークショップで前園さんと間近に触れ合った選手たちは、ハイテンションで課題に取り組んでいました。
さあ、今日からはいよいよ鹿児島市のふれあいスポーツランドで1次ラウンドがスタートします。選手たちには、チームとしての目標、個人の目標も大きなものから小さなものまで様々なものがあると思います。開会式や『リスペクトワークショップ』で改めて感じた「大好きなサッカーへの気持ち」をぜひピッチで表現してほしいです。
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