改めて考えたい!! 子どもに必要な睡眠時間とは?

2017年01月26日

コラム

睡眠時間の確保は心身の発達につながる

 最近では親の側も、子どもが遅くまで起きていることにあまりうるさくありません。塾や習い事、親の仕事の都合といった事情があるとはいえ、これは大きな問題だと危惧しています。

 小学生が7、8時間の睡眠ではとても足りません。だから朝起きられない、学校で眠い、という問題が起こっているのです。

 夕方や夜になると目がさえて、夜更かしになるという悪循環に陥ります。それでは身長の伸びだけでなく、心身の健康にもさまざまな影響が出てきます。

 観たいテレビ番組などは録画して観る、夜間の習い事は最低限にするなどして、できるだけ睡眠時間を確保することは、心と体の発達のために絶対に必要なことなのです。

 


プロフィール
成田奈緒子
(なりた・なおこ)

文教大学教育学部教授。小児科医。大学で教育と研究を行う傍ら、発達障害者支援センターや児童相談所の嘱託医として勤務。「早寝早起き朝ごはん全国協議会」など、子どもの生活リズム確立のための社会活動も行う。2014年春には専門家による福士施設「子育て科学アクシス」を開設。


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【商品名】幼児・小学生のための身長をグングン伸ばすための本
【発行】株式会社カンゼン
【監修】
医学編 加藤晴康(立教大学教授・医学博士)
睡眠編 成田奈緒子(文教大学教育学部教授・小児科医)
食事編 間宮裕子(管理栄養士)
運動編 坂詰真二(スポーツトレーナー)
⇒遺伝だけで決まらない! 食事・運動・睡眠…成長期に日常生活を改善すれば、背は伸びる!


 

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