【動画付き】効率的なカラダの使い方をマスターして「想定外を想定内に」。身近で手軽にできる『ライントレーニング』とは!?

2017年02月07日

サッカー練習メニュー

大切なのは“気づくこと”

「脳に汗をかいてもらいます」

 と、佐藤氏は笑うが、ジュニア世代の選手にとって複雑なステップを見て、簡単にできるものではないように思うかもしれない。実際に最初は戸惑いが大きい。

 しかし次の動画を見て欲しい。モデルは筆者の子どもであるが、初めてライントレーニングを体験した時には、脳と身体がこんがらかってしまい、自分をどう動かせばいいのか分からなくなってしまった。ところがその翌日には…。

 見事なステップをマスター。子どもの能力は無限大だというが、まさにその通りだと実感。

「最初、これは時間がかかるなぁと思ったんですが、別人28号でした(笑)」 と佐藤氏がいうほど劇的な変化が生まれる。しかも誰にでも同じことは起きる。

 同時に佐藤氏が心がけているのが「指導の注意点として、教えないということです。見本を見せたり、どこを見ると理解できるのかなどは伝えますが、一つひとつを具体的に、右足はこうで左足はこうとはなるべく伝えません。

 大切なのは選手が気づくこと。指導者は我慢して、気づくのを待つ、気づいたと感じたら、できるのを待つ、できたら褒める。その繰り返しを指導のポイントとしています」

 教えすぎの指導者、教えられることに慣れてしまった選手。そこをグッと我慢することで選手は伸びるし、指導者自身も勉強になる。ライントレーニングには忍耐力も必要だし、それが原動力になり、一気にブレークスルーが起きるのだ。更にサッカーに限らず、バスケットなどフットワークが重要なスポーツにもそのまま使える。

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