日本サッカー協会がトヨタとタッグ!! 幼稚園・保育園へのサッカー巡回指導を強化へ

2017年05月17日

ジュニアサッカーニュース

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 日本サッカー協会は17日、トヨタ自動車株式会社と『JFA Youth & Development Programme(以下、JYD)』パートナーシップ契約を締結したことを発表した。会見には、日本サッカー協会・田嶋幸三会長、西野朗技術委員長、JYDアンバサダー・北澤豪氏に加え、『トヨタ自動車販売店協会 地域貢献活動特別研究会』で委員長を務める卜部治久氏の4名が出席。

 今回のパートナーシップ契約の締結においてトヨタは、JYDオフィシャルサポーターとして『JFA キッズプロジェクト』のサッカー巡回指導を中心にサポートする。

 2003 年から行われている『JFA キッズプロジェクト』は、未就学児の外遊びやスポーツ活動の推進が目的で『巡回指導』『フェスティバル』『キッズリーダー養成』を展開。

 日本サッカー協会は、2050年までのサッカーファミリー1000万人達成向け、第4種年代の登録者が減少傾向であることを重く受け止めており、今回のトヨタとのパートナーシップ締結で2020年までに日本全ての市区町村を巡回することを目標に掲げ、多くの子どもたちにサッカーを楽しんでもらいたいと考えている。

 その目標を達成するうえで『平日に活動できる人材』や『活動資金の確保』が課題にあげられていたが、今後はトヨタの各販売店、共販店、レンタリース店のスタッフが『JFA 公認 キッズリーダー』のライセンスを取得し、全国の保育園や幼稚園を訪問。就業時間内に巡回指導のインストラクターとして子どもたちとサッカーを取り組み、2027年までに日本全ての幼稚園、保育園を巡回し日本のサッカーファミリーを増やす取り組みを文字通りトヨタがサポートすることになった。

 田嶋会長は「今回のプロジェクトは日本の社会に貢献できる健康な人材を育てることを目標としています。最近の子どもたちは外遊びが少なくなり、ゲームをする子が増えました。是非このプロジェクトを通して子どもたちに身体を動かす喜びを知ってほしいと考えています」とコメント。

 一方、トヨタ自動車販売店協会の卜部氏は「「以前、『サッカー巡回指導』を視察した時、子どもたちが楽しそうにボールを追いかけ無邪気に運動する姿を見ました。今回のプロジェクトではトヨタのスタッフとともにサッカーや身体を動かすスポーツの楽しさを地域に寄り添いながら活動を進めていきたいと思っています」と語っている。

 今年7月よりトヨタ自動車・トヨタ販売店と日本サッカー協会・都道府県サッカー協会が協働し巡回指導を開始する予定だ。

※JYDとは『JFA2005年宣言』の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展のために、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクトである。

 
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