乾貴士選手の実戦的ドリブルテクニック!! DFの「心理」を利用する突破法

2017年06月13日

コラム

今夜イラン(中立地)で行われるW杯予選イラク戦、日本代表にとってW杯出場に向けて非常に重要な1戦となります。先日行われたキリンチャレンジカップ・シリア戦で存在感を発揮した乾貴士選手は負傷離脱した香川真司選手に変わり“背番号10”を着用することが発表されました。先発で出場する可能性は少なそうですが、後半に得点が欲しい状況になれば必ず投入されるでしょう。今回は、『乾貴士のサッカーフリースタイル 神技リフティングバイブル【DVD】スゴ技スペシャル』から乾選手が実践しているドリブルテクニックを動画付きで紹介します。

日本代表でも“キレキレ”だった乾貴士選手。『密集地帯で囲まれたときに使える』実戦的ドリブルテクニックを動画で見る!!


CHOFU, JAPAN - JUNE 07:  Amro Jeniat (L) of Syria and Takashi Inui of Japan compete for the ball during the international friendly match between Japan and Syria at Tokyo Stadium on June 7, 2017 in Chofu, Tokyo, Japan.  (Photo by Etsuo Hara/Getty Images)
(写真●Getty Images)

さらしステップイン

DFに「奪える!」と思わせ、わずかな心の隙を狙う

さらしステップイン図版

自分自身をライン際に追い込み、有利になったと思っているDFを逆に利用する。ボールを取れると感じたときは、油断が生まれやすい。あえてボールを相手にさらすことで目の前で食いつかせ、その瞬間にこの技を試そう。DFが距離を詰めてきたときに、股の間にボールを通すため、相手は簡単に追いつけない。

■Inui’s ADVICE
~触れそうで触れない位置に~
ボールをDFにさらすときは、DFがボールに触れそうで触れないところに置くことがポイントだ。まるで闘牛士のように相手を挑発するイメージを持つといいのかもしれないね。DFが「奪えるぞ!」と狙いを定めて突っ込んできた瞬間が勝負だ。足の裏を使ってサラリと交わしてしまおう!

成功のヒケツはここにあり!
~右足裏をなめるように~
DFの股を抜くときは、右足裏をなめるように使う。股抜きをする右足は、同時にDFの背後へ走り抜ける一歩目となる。この足の運びがスムーズにできることが成功の秘訣だ。ボールがスルスルと転がるように、まずはDFなしのボールコントロールからチャレンジだ。

【次ページ】L字ステップイン

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