「自分の全てを出す」。久保建英、U-17W杯への意気込みを語る
2017年10月07日
ジュニアサッカーニュースいよいよ17歳以下の世界一を決めるU-17W杯が開幕を迎えた。日本代表は8日にホンジュラスとのグループステージ初戦に臨む。
それに先立ち、6日にも練習が行われた。ゲーム形式で戦術の浸透を図るメニューでは、久保建英が主力組と思われるチームに入って汗を流していた。
今大会は2年近くという長い時間をかけて作り上げてきたチームの集大成。「当然一端のチームほどまではいかないですけど、それに勝るとも劣らない団結力、それに勝るとも劣らない連係もあると思います」と、久保は一体感に手応えを感じている様子だ。
アジアでは頂点に立てなかったが、選手たちの中には今大会までに高いレベルで実戦経験を積み重ねた者もいる。久保はその1人で、自らのU-20W杯での経験をチームに還元すべきタイミングであることを理解している。
「自分にはW杯1つ分の経験というものが、目に見えるところでも、目に見えないところでも、自分のバックについてくれていると思っているので、成長していると信じて、自分の全てを出せればいいと思っています」
今大会でチームや久保が最終的に掲げている目標は大きい。
「ファイナリスト、ファイナリストと言っても、まだ遠い話なので、そこは一つの目標として、まずはグループリーグを一戦一戦、目の前の試合をしっかりこなしていかないと、自分たちの目標は見えてこないと思っている」と久保は釘を刺すが、一戦ずつ、一生懸命に勝っていった先のことも意識しながら戦っていくつもりのようだ。
「やっぱり最終的な目標は、(W杯に)出るからには一番強いチームとやりたいなと思っているので、チームとしても個人としても、自分の武器、チームの武器を、最大限の物を出して、優勝できればいいかなと思います」
ホンジュラス戦は8日に予定され、日本はその後11日にフランスと、14日にニューカレドニアと対戦することになっている。U-17日本代表は自分たちの武器を磨き、まずは決勝トーナメント進出を狙う。
取材・写真・文●舩木渉【グワハティ】
<関連リンク>
・フットボールチャンネル
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカ公式Youtubeチャンネルはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 「2025ナショナルトレセン女子U-14前期」参加メンバー発表!
- U-20日本代表メンバー発表。サウサンプトン・高岡伶颯や石井久継らが選出【第51回Maurice Revello Tournament】
- 「2025ナショナルトレセンU-14前期」参加メンバー発表!
- U-19女子日本代表メンバー発表!【SUD Ladies Cup 2025】
- 出場機会をどう生み出すか。「3ピリオド制」のメリットとデメリット【5月特集】
- 長期離脱中に中心選手じゃなくなった
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2016年度の参加メンバー768名を発表
- 指導者たちに聞く!現代の環境の中で求められる指導法とは/座談会企画<後編>
- 成長期におとずれる「クラムジー」に対して保護者と指導者は何をすべきか?