フィジカルトレーニングはジュニア年代の練習から取り入れるべき?

2017年12月14日

サッカー練習メニュー


Q2

実際に取り入れるとなるとどんなフィジカルトレーニングがいいのですか?


“遊び”の要素を取りいれる

 すべての練習メニューにフィジカルトレーニングのエッセンスを取り入れるようにしましょう。朝から夕方までの長い練習時間のなかに高負荷のトレーニングメニューを単発で取り入れるよりも、2時間程度の練習時間のなかで、つねに子どもたちの強度が一定に保たれるトレーニングにしたほうが効果的です。

 ウォーミングアップのときにはステップワークを中心にすることで、そのあとのテクニカルな練習のときにスムーズな足の運びができるようになります。サッカーは体を上下する動きもありますので、等間隔に置いたマーカーコーンの上をまたぐようなステップが有効です。あとはリズミカルな動作になるようなステップを踏んでみましょう。

  ただし、強負荷になるバウンディングのトレーニングは避けましょう。この年代は特にひざや足関節の成長骨へのダメージを与えてしまうからです。

  テクニカルな練習でも、必ずフットワークの要素を取り入れて行います。フィジカルトレーニングは対象年齢を意識する必要はありませんが、年齢が下がるほど、シンプルに行ったほうがよいでしょう。シュート練習のときにステップを踏んでからボールに寄るような簡単なものにしてもいいですし、図1のように鬼ごっこをしてから、コーチの合図でボールを奪い合うような遊びの要素を取り入れたフットワークとシュート練習を組み合わせてもよいでしょう。

【図1】
図1

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