ジュニア年代から走るトレーニングはするべき?

2017年12月21日

コラム

ジュニアサッカーの現場にはさまざまな疑問や悩みがつきもの。ここでは指導者から保護者の方々、そして子どもが抱くものをファンルーツの指導者たちがアドバイスします。今回は、走るトレーニングについて1つの疑問を解決します。

(再構成●ジュニサカ編集部 写真●松田杏子)

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.37』より転載


Q1

うちは走り負けるチーム。やはり走るトレーニングはするべきですか?


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自然に走る環境を作ること

 走ることは、サッカー選手にとって欠かすことのできない能力ですので身につけておきたい大切なものです。

 しかし、昔の子どもたちが、遊びのときに鬼ごっこや追いかけっこをして全力で走ることが多かったのに対して、最近の子どもたちはサッカーの練習でさえ、技術を習得するための運動負荷の少ないものが中心となっており、思いきり走る機会は減ってしまいました。
 
 だからといって、メンタルを鍛えるための長距離走をしても、子どもが辛くなるだけで、サッカーが楽しいという気持ちまで失ってしまいますので注意が必要です。

 走力をアップさせるためのトレーニングをするのであれば、ただ走ることに特化するよりも、走る要素の含まれているトレーニングをすることが理想です。
 
 たとえば1対1のポゼッションの練習をフットサルコートより広いサイズで行うことで自然に走る環境を作ることができます。
 
 この状況で1回の実施時間を1分から2分に設定して、1分程度のインターバルを挟んで20分間くり返し行うようにすれば、適度な負荷のなかで走力を鍛えることができます。

 

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