「強制型しつけ」になってませんか? 指示待ちの子どもから”主体性”を養う「共有型しつけ」とは
2018年05月12日
コラム「共有型しつけ」こそ子どもの主体性を伸ばす
勉強に限らず、子どもが親にしかられながら何かをするということが続いたら、どうなってしまうでしょうか。
ここで、普段の親子のやり取りを振り返ってみてください。子どもが何かを決めようとするとき、親の顔色をうかがっている様子を見せることはありませんか?「自分はこれにしたいけど、お母さん(お父さん)は、許してくれるかな?」というように……。
もしそんな場面がたびたび思い当たるなら、ひょっとすると子どもに対して「強制型しつけ」をしているかもしれません。
「強制型しつけ」では、子どもに考える余地を与えず、すぐに答えを教えてしまう、子どもに対して指示的で、命令もしくは禁止するような介入が多い。
また、過度に介入して情緒的なサポートが低い、といった傾向がみられます。
対するのが「共有型しつけ」です。共有型しつけでは、子どもに考える余地を与えており、親は共感するようにサポートしています。
子どもの情緒に敏感で、子どもに合わせて柔軟に接し方を調整しています。子どもにとって、安心できる環境が整うと、そのもとで子どもは主体的に探索したり、自分で考えて行動したりする力が育っていきます。
子どもは自分の興味にしたがい、いろいろな情報を記憶します。そしてコトバをはじめ情報を好きなだけ獲得していきます。
子どもの語彙力はどんどん向上していきます。「好きこそものの上手なれ」というわけですね。好きだ、やりたい、こうしたい、という自然発生的な感情です。
実は、この「共有型しつけ」と「強制型しつけ」の違いが、子どもの語彙力と主体性をもった子どもになれるかを分けていたのです。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
LISEMが特別選考員に! 学生寮、グラウンド完備のJFSA高等学園が特待生、準特待生を選考するセレクションを開催2025.10.03
-
U-16日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2025.10.03
-
サッカー日本代表メンバー発表!三笘薫が招集外。田中碧や中村敬斗が代表復帰!2025.10.02
-
【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!2025.09.26
フットボール最新ニュース
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、マンUから加入FWの活躍で強豪撃破【18日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
昨季王者PSGが4発快勝。白星スタート【17日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
アーセナルは交代策的中で白星【16日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2017年度の参加メンバー768名を発表【変更あり】
- なぜ「レギュラー」と「控え」ができるのか? ”子どもたちの幸せを生む”育成環境を考える【5月特集】
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- 「お前なんか絶対に一流になられへん」。”努力家”本田圭佑の原点【前編】
- 【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 運動神経は”才能”ではない!? スポーツ上達の秘訣は「脳」にあり
- 「ガラスの天才」比嘉厚平。指導者になった今、何をおもうのか
- 練習中にふざける高学年
- 超一流アスリートには共通点がある! 身体が目覚める「骨盤おこし」ってナンダ?