12歳まではGKに特化させるべきではない。”バルサメソッド”に学ぶ育成年代で大切なこと

2018年06月07日

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手の使い方やジャンプの仕方を指導することは必要

 この観点からみても、大人用のゴールを守らなければならない子どもは、地獄に立たされているようなものです。この年代の選手が持つ身体能力では届かないボールがたくさん飛んでくることでしょう。加えて、この状況を理解してくれる仲間や親がいないことがあります。

 いかにも簡単に見えるボールをセーブできないゴールキーパーは非難され、あざけり笑われてしまうことすらあります。ゴールキーパーは、バランスの取れた心理状態でプレーしなければなりませんが、この年代の選手ではそのようなメンタリティは持ち合わせていません。

 場合によってはサッカーを辞めてしまうかもしれませんし、心に傷を負って精神的な病を患ってしまうかもしれませんので注意しなければなり ません。  

 ここまで、12歳まではゴールキーパーに特化すべきではない理由について述べて来ました。しかし、ゴールキーパーとして必要な手の使い方やジャンプの仕方を指導することは必要です。

 また、着地の際に痛みを軽減できる倒れ方を指導する必要もあるでしょう。手の使い方について話をする際に、キーパーグローブについて話をする必要があります。プロのゴールキーパーは、キーパーグローブを 利用することで指の怪我を負うケースが少なくなったこともあり、グローブを利用することが適切であると考えられています。

 しかし、初心者にキーパーグローブは不要です。手の力、手の使い方、セービング中の安全の取り方は、素手で直接ボールを触ることによってしか、身につけることができません。

 子どもたちにはグローブを使用させずにプレーさせましょう。例外として、キーパーが強いシュートを受けるトレーニングをする場合には、怪我を避けるためにグローブを着用させた方がいいでしょう。  

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