柴崎岳はなぜ一流になれたのか? 青森山田高・黒田監督「彼はバスの移動中の時間も無駄にしない」

2018年06月14日

サッカーエンタメ最前線

日本代表は12日(火)に行われたパラグアイ戦で4-2で勝利を飾りました。躍動したのは香川真司選手と乾貴士選手だけではありません。正確な長短パスで攻撃のリズムを作り、コーナーキックから相手のオウンゴールを誘発するなど存在感を発揮したのが、ヘタフェに所属する柴崎岳選手(野辺地SSS/青森山田中/青森山田高)です。高校時代から知的なセンスを備えていた柴崎選手は、6年間過ごした青森山田でどのようにして文武両道を実践していたのか、黒田剛監督(青森山田高校サッカー部監督)が様々なエピソードを教えてくれました。※取材年2015年

取材・文●鈴木康浩 写真●Getty Images

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.35』より一部転載


YOKOHAMA, JAPAN - MAY 30:  Gaku Shibasaki of Japan in action during the international friendly match between Japan and Ghana at Nissan Stadium on May 30, 2018 in Yokohama, Kanagawa, Japan.  (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

柴崎は黙々と努力するタイプ

 柴崎選手は小学生のとき、地元青森県の野辺地SSSでプレー。青森県大会での優勝に貢献すると、その後は青森県や東北で絶対的な実績を誇る強豪校の青森山田中学、そして青森山田高校でサッカーに励み、卒業後に鹿島アントラーズ入りを果たした。

「決してガリ勉タイプではなかったですが、自分のプラスになると思ったものは黙々と努力をして取り入れる選手でした」

 そう当時を振り返るのは青森山田高校サッカー部の黒田剛監督だ。黒田監督は青森山田中学サッカー部の総監督も務めているため、柴崎選手の存在は彼が小学生のときから知っていたという。

「小学生のときから非常に周りが見えていて、まるで次元が異なるプレーをしていたのを覚えています。彼の最大の特徴は、360度近い視野を持っていて、すべての選択肢のなかから一番いいものを選んで、そこに正確にパスを出せる技術があるということ。それは中学や高校時代にも群を抜いていました。

 彼は小学生のときに将来はプロのサッカー選手になることを決めていて、親元を離れて青森山田に入学してサッカーに励もうとしていました。ご両親は柴崎のことが心配で一度は入学を諦めさせたようですが、本人の強い希望もあって『やはり入学させていただけますか?』と直接電話をしてこられたんです。私はご両親の子どもへの思いをしっかりと受け止められたものですから、柴崎の能力の高さを知っていたこともあり、その電話越しに『必ずプロにしますね』と約束したのを覚えています」

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