“生意気小僧”原口元気の少年時代。「試合中、僕に怒られて仲間は大変だったと思います」

2018年06月21日

コラム
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非凡な才能を幼い頃から発揮
 
 一さんが厳しく当たったのは、元気少年に際立ったサッカーセンスがあると見抜いていたから。「何もかもが他の子どもたちと違う」と感じた父は、家から近い保育所に通っていた元気少年を、サッカークラブのある少し離れた若竹幼稚園に転校させるという大胆な行動をとったくらいだ。

「『この子は将来プロになる』と元気が幼稚園児だったとき、直感的に思いました。体の使い方や動きのすばやさ、技術習得の速さなど、あらゆる面が長男や同い年の子どもとは違いましたからね。若竹幼稚園では小学校チームに入って2~3年生と一緒にプレーしていましたが、遜色なかったですね」と父は言う。

 それだけの逸材なのだから、一番強いところでやらせたい……。そう考えた一さんは、元気少年が小学校に入学するや否や、自宅から車で約20分の距離にある埼玉県屈指の強豪・江南南スポーツ少年団に通わせることを決めた。

 この少年団を束ねる松本総監督は少年指導歴40年を超える大ベテラン。しかしサッカー競技歴はなく、野球をやっていたという変わり種だ。その分、異種独特の目線で子どもを見ることができる。そんな人物にとっても、初めて見た元気少年には驚かされた。小1にもかかわらず、大人びたプレーをする彼の一挙手一投足に釘づけになったのだ。

「『小さいのにサッカーをよく知っているな』というプレーをしていましたね。ドリブラーでありながら、周りが見えていてパスも出せる。オールラウンドの能力があるのはすぐに分かった。『この子を同学年のチームでやらせてもしょうがない』と担当コーチと話して、上の学年に入れてプレーさせました。元気は小3で小6の大会に出ていましたね。ちょうど1つ上に新井涼平(ヴァンフォーレ甲府、3つ上にGKの笠原昴史(大宮アルディージャ)もいたので、そういううまい選手の中に入れた方がプラスになると思ったんです」(松本総監督)

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