GKが「最悪のミス」を犯したとき、仲間や指導者はどんな言葉を掛けてあげればいいのか?

2018年09月07日

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GKは一つのミスが命取り。失点に直結するミスを犯すと精神的に落ち込みます。もしかすると、周りの選手から「何してんだよ」と責め立てられることもあるかもしれません。落ち込んだ気持ちを立て直すにはどうすればいいのか?仲間や指導者はどのような声掛けをしてあげるべきなのでしょうか?『ドイツ式GK技術革新 GK大国に学ぶ「技術」と「理論」』より一部転載して紹介します。

文●川原元樹 構成●清水英斗 写真●Getty Images、内野嗣男

『ドイツ式GK技術革新 GK大国に学ぶ「技術」と「理論」』より一部転載


SOCHI, RUSSIA - JUNE 15:  Goalkeeper, David De Gea of Spain looks dejected after Cristiano Ronaldo of Portugal shoots past him and scores his team's second goal during the 2018 FIFA World Cup Russia group B match between Portugal and Spain at Fisht Stadium on June 15, 2018 in Sochi, Russia.  (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

ミスをしたら次のプレーをどんどん考える

 GKはゴールに対して大きな責任を負うため、ミスを犯したとき、そのショックは非常に大きなものになります。そんなとき、メンタルをどう立て直せばいいのか?

 失点に直結するミスを犯したときは、なぜ失点したのかを考えることが、一つの方法です。ただし、それは試合中にはできません。試合中は絶対に考えないように、切り替える。

 難しいことですが、これも練習です。GKのメンタリティーとして、失点したときは、頭の中にイメージが刷り込まれてしまうので、それを引きずらないようにする練習が必要です。

 そのために、何をすればいいのか?  

 次のプレーをどんどん考えることです。今ここにボールがあるから、自分はポジションがここ。もしくは味方にコーチングをする。これらはミスをしたから、急に行うことではなく、いつもやらなければならないことですが、その基礎的なことを、もう一度きちんとやる。特にミスをしたときは、声が出なくなりがちですからね。そういうところから意識して、行動で切り替えるわけです。

 そして90分の試合が終わった後、なぜミスをしたのかを考えればいいでしょう。試合中は、そのときやらなければいけないことに集中します。それは良いプレーをしたときも同じで、ネガティブなメンタルだけではなく、良いプレーをした後に失敗してしまうGKもいます。

 次に自分は何をしなければいけないのか。ボールがここにあるから、コーチングはこうする。ボールが移動したから、状況認知して、判断して、それをずっと続ける。一定のレベルを保つこと。それが良いGKのメンタルの条件です。失敗でも成功でも、同じメンタリティーを維持すること。何でもそうかもしれませんが、それがいちばん良いのです。

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