「パワーを貯める」食事術。脳を活性化させ、エネルギーを生み出す栄養素とは?

2018年12月04日

食育

秋になるとサンマやシシャモなどのように、身に脂がのっておいしくなる魚が増えてきます。それは水温が下がる冬に備え、体内に脂肪をため込むためからです。そんな旬の魚のギュッと詰まった栄養を、子どもたちの体づくりに役立てましょう。

構成●宇野美貴子 写真●木之下潤、佐藤博之


【前編】カラダを動かすエネルギー源を補充。今、子どもたちに”糖質貯蓄”が必要なわけ


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子どもの体にとって大切な脂質は旬の食材からとるのがいい

 人間も動物や魚と同様、脂質が含まれる食材を食べると、体内で脂肪を作り出します。脂質はたくさんのエネルギーを生み出す栄養素で、それは糖質のエネルギーの2倍以上になると言われます。だから、サッカーをしているジュニア世代の子どもたちにはなくてはならないものです。

 脂質の含まれる食材は肉や魚、オイルなどの他に、卵、チーズ、牛乳などたくさんありますから、様々な食材からバランスよく摂取したいものです。「でも、とりすぎると肥満になってしまわない?」と心配になってしまう保護者のみなさんも多いようです。

 確かに、とりすぎは肥満の元です。

 でも、お母さんやお父さんと違って、子どもたちはまだ成長過程です。ハンバーガーやポテトチップスなどを日常的にたくさん食べてしまえば問題ですが、家庭料理の中でとる程度…天ぷらやフライ、炒め物などや、肉や魚に含まれている程度の脂質なら問題はありません。

 脂質はエネルギーになるだけでなく、骨や筋肉、内臓を守るクッションにもなる役割を果たしています。ケガなどをしそうな緊急時に備え、体内のあちこちに蓄えられます。二の腕などを触るとブニョブニョと柔らかいのは、この脂質の蓄えによるもの。

 ジュニアサッカーの子たちは足だけでなく全身に、運動をしていない子の何倍もの衝撃を受けています。倒れたり、ぶつかったり…。そんな時にクッションになって、内臓や骨などを守ってくれるのが脂質でできた脂肪なのです。

 脂質は細胞の一つひとつの壁の材料となり、その壁を包んで守る役目も持っています。血管や皮膚も細胞でできていますから、体内の脂質量が不足してしまうと、ちょっとした衝撃でも内出血したり、ケガをしたりしやすくなってしまいます。例えば、肌荒れも脂質不足の場合が多いので、子どもももし肌がガサガサしてきたら、「野外で風に当たっているから」とか「クリームを塗っていないから」ではなく、「脂質が足りないのかも?」と食事メニューを工夫すると案外肌荒れも回復するようなこともあります。

 さらに、脂質は体の機能を整えるホルモンの材料にもなります。もちろん成長ホルモンの原料にもなっていますので、特に成長期の子どもたちにはなくてはならない栄養です。

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