東京都のトレセン大会「東京都5年生選抜大会」は第8ブロックが優勝を飾る/決勝レポート
2019年01月28日
大会情報取材・文・写真●加藤健一、写真●中澤捺生
第8ブロックが無敗で優勝を飾る!
「第8回東京都5年生選抜大会」の決勝戦が1月26日(土)、赤羽の森スポーツ公園で行われ、第8ブロック(中央区・港区・品川区・大田区・江東区・島嶼部)が第6ブロック(板橋区、北区、豊島区)を2対0で破り、優勝を果たした。
45分(15分×3ピリオド)の試合形式で行われた同大会は、東京都少年サッカー連盟の16ブロック(1~15ブロック選抜+東京女子選抜)から、それぞれ選抜された小学5年生が参加。19日(土)の予選リーグで上位となったチームが、2グループに分かれて決勝リーグを戦い、第6ブロックと第8ブロックが決勝戦に駒を進めた。
寒空の下、今大会無敗同士の対決となった決勝戦は、第1ピリオドから第8ブロックがゲームを支配する展開に。相手のディフェンスラインの裏を通すパスからチャンスを何度か作り、第6ブロックゴールに襲いかかると、12分に先制に成功する。セットプレーのチャンスのあと、攻め残っていた20番・鴻野誠賢くんが裏に抜け出しGKと1vs1になると、冷静に沈め、ネットを揺らした。
しかし、メンバーが入れ替わった第2ピリオドは第6ブロックが、サイドを中心にチャンスを作る。4分にディフェンスラインの裏に抜け出した9番・伊藤悠成くんにボールが渡ると、DFに倒されてPKを獲得。しかし、ゴール左を狙った伊藤くんのキックは惜しくもポストに直撃し、同点弾とはならない。
第8ブロック1点リードで1対0で迎えた第3ピリオド、第8ブロックは右サイドでボールを奪うと、素早いカウンターから7番・安藤晃希くんがドリブルで裏に抜け出し、ゴールを決めた。
スコアはこのまま動かず、2対0で第8ブロックが勝利。中盤でプレーした10番・中沢洸陽くん(第8ブロック)は試合後、「積極的にゴールに向かうプレーを意識しました」とコメント。また、先制点を決め、センターバックとしても無失点勝利に貢献した鴻野くんは「ディフェンスでは簡単に相手に取らせない」プレーを意識したという。攻守のアグレッシブなプレーが、第8ブロックの優勝につながった。
<ジュニサカMOM>
第8ブロック・7番・安藤晃希くん
前線でチャンスを作り、試合終盤で試合を決定付ける追加点を奪った7番・安藤晃希くん。「守備のところでサボってしまいました」と反省点をあげつつも、「積極的にドリブルを仕掛けていけました。(素早くボールを奪ってカウンターを仕掛けることを意識していました」と、狙い通りのプレーだったことを明かしてくれました。
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