「ダメだと思わず、まずは挑戦する」。45歳まで現役を貫いた“鉄人”が語るユメの掴み方

2019年10月21日

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日本サッカー協会は、2007年度から「JFAこころのプロジェクト」として、全国の小学5年生、中学2年生へ「夢」をテーマに「夢の教室」という授業を各学校の教室で行っている。講師はサッカーに限らず、さまざまな競技の現役選手/OB/OGなどアスリートが中心に務める。講師役を「夢先生」と呼び、その夢先生の体験談をもとに、「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」、「仲間と協力することの大切さ」などを伝える。今回は、ヴィッセル神戸や東京ヴェルディなどで活躍した土屋征夫氏の授業を紹介する。

取材・文●ジュニサカ編集部 写真●公益財団法人日本サッカー協会


■今回の夢先生

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土屋征夫 つちやゆきお
東京都出身。5歳でサッカーと出会い、高校卒業後にブラジルへサッカー留学。20歳でプロ契約し、現地で4年間経験を積んだ後、1997年に帰国。ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)とプロ契約。1999年にヴィッセル神戸に移籍。6年にわたって守備の中心選手として活躍し、2001年に日本代表候補に選出。その後、柏レイソル、大宮アルディージャ、ヴァンフォーレ甲府でプレー。2016年にはJリーグ通算500試合出場を果たし、2017年にはJリーグYBCルヴァンカップで最年長出場記録と最年長得点記録を更新。2018年に、東京23フットボールクラブに加入。

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母校での夢先生が実現!

 文京区の関口台町小学校が舞台となった、今回の夢の教室。その5年生を対象に、数多くのJクラブを渡り歩き、45歳になったいまでも関東サッカーリーグ1部でプレーする(※2019年10月21日現役引退を発表)土屋征夫さんが夢先生を務めました。土屋さんはなんと同校の卒業生。しかも、当時の同級生と結婚したという〝生粋の地元っ子〟。現在は文京区を離れて暮らしていますが、「休み時間にずっとボールを蹴っていたことをよく覚えています」と、懐かしさもひとしおの様子でした。

 まず行われたのはゲームの時間。土屋先生と子どもたちは、2つのゲームにチャレンジしました。1つ目は、全員が横一列に並んで、数をカウントしながら10歩進んでいくゲーム。決められたラインまで全員が横一線でゴールしなければクリアできないというルールです。最初の数回はどうしても歩幅やタイミングが合わず、うまくいきませんでしたが、「歩幅を合わせる」「手をしっかりつなぐ」「ゴールラインの手前で合わせる」などの作戦を立てて、見事、5回目にクリア!子どもたちからは大きな歓声があがりました。

 続いてのゲームは“だるまさんが転んだ”を応用したもの。鬼がボールを持ち、そのボールが手から離れている間だけ前に進めるというルールで、1つ目のゲームと同じく、全員が目標ラインに到達できればクリアとなります。しかし、鬼が仕掛けてくるフェイントに何度も引っかかって失敗続き。そこで作戦会議の時間が設けられました。

「走らないで歩く」「スタート、止まれの掛け声をかける」「ゴール近くになったらフェイントをかけてくるから注意しよう」など、子どもたちからはいくつもアイデアが飛び出します。その作戦を実行し始めると、徐々に全員のタイミングが合い始め、ゲーム開始から5分ほどでついにクリア。見事に目標達成となりました。

「意見を出し合って実行するのはすごくいいこと。大人になってからも、みんなで話し合いながら達成していくと楽しくなります」
授業後の土屋先生の言葉に、子どもたちも深く納得した様子でした。

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