「ダメだと思わず、まずは挑戦する」。45歳まで現役を貫いた“鉄人”が語るユメの掴み方

2019年10月21日

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「ダメだ」と思っても下を向かないことが大事

「もし以前の気持ちのままであれば、おそらくサッカーを辞めていた」と土屋先生は言います。前年は十分に活躍していたため、とても納得できることではありませんでしたが、お父さんの“言葉”によって気持ちを入れ替えた土屋先生はまったく動じず、前向きなことばかりを考え、3ヵ月間ひたすら自主練習に取り組みました。すると、その姿勢が認められたのか、ついに監督から声をかけられます。

「征夫、練習に入って来い。オレは3ヵ月間、お前が頑張っている姿を見ていた。その姿勢がいまのチームの必要だ。だから試合に出てくれ」

 その後1シーズン、試合に出続け、翌年に帰国。1997年にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)に入団し、目標だったJリーグデビューを果たしたのです。

 チームを去る前、土屋先生は、練習に参加できなかった理由を聞いてみました。監督が言うには、その原因は“日本人”にありました。監督が以前、指揮を執っていたチームに日本人選手がいたのですが、その選手が練習をさぼって遊びに行ってしまったことがあったそうです。その結果、監督は「日本人選手は練習をしない」と思い込んでしまい、土屋先生にも練習へ参加させないという判断をくだしたのでした。しかし、土屋先生はチーム練習に参加できない3ヵ月の間、腐ることなく自主練習を続けて、監督の考え方を変えるに至ったのです。

 この経験から、土屋さんは子どもたちに強い口調で訴えます。

「これからの人生で『なんでだろう?』って思うことがたくさんあると思います。でも、そのときに『ダメだな』って下を向かないことが大事。友達やお父さん、お母さん、先生に相談してもいいから、まずは顔を上げて、いろんなことにチャレンジしていってほしいと思います」

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