GKは試合中にどういう声を出せばいい? 現役サッカー日本代表GKが語るコーチング。「ワーワー言っているように見えるけど…」
2022年09月21日
育成/環境ワールドカップに過去3大会出場した川島永嗣選手は、39歳となった今もサッカー日本代表でプレーを続けている。スポーツブランド「プーマ(PUMA)」は、日本代表チームの同僚でもある谷晃生選手と対談した様子を公開している。
写真●プーマ 文●ジュニサカ編集部
最初はどんな声でもいい
GKにとってコーチングは大切な仕事の1つとされている。欧州の第一線でプレーし続ける川島選手もその重要性を強く認識しており、「周りから見るとワーワー言っているように見えるけど」と前置きしたうえで、「味方がプレーしやすい環境を整えてあげるためにコーチングする」とその必要性を説いている。
ただ、実際に「どういう声を出せばいいか」悩む選手も多いだろう。川島選手は「最初はどんな声でもいい」、谷選手も「ひたすらしゃべるのは大事」と話す。声を出すことで、GKの存在感が相手に伝わるという意味合いもあるという。
「(コーチングの)内容は自分が成長するごとに変えていけるんだよね。基本的に声を出すということを大切にしていれば、こういう場面ではもっとこういう声をかければよかったなっていうのは自分自身も成長して変えていけるから。まずやっぱり根本的に自分がGKとしてリーダーでいなければいけないってときに声を出せる存在ではいてほしい」
いきなり質の高いコーチングをすることは難しい。声を出すことで味方を集中させたり、相手がGKの存在を意識したりもする。具体的なコーチングは、声を出していく中でアップデートできる。「声を出せる存在」になることが上達を加速させる第1歩になるはずだ。
日本代表GK川島永嗣選手と谷晃生選手が語るGK論の全貌はこちらから
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