【第39回全日本少年サッカー大会】秋田県大会 決勝フォトレポート&結果「スポルティフ秋田アミーゴスが2年ぶり5回目の優勝で全国へ!」
2015年10月26日
大会情報スポルティフ秋田アミーゴスが2年ぶり5回目の優勝で全国へ!
(文・写真●小林健志)
「第39回全日本少年サッカー大会 秋田県大会」の決勝が10月25日、秋田県立中央公園球技場で行われ、2年ぶり5回目の優勝を目指すスポルティフ秋田アミーゴス(以下スポルティフ)と5年ぶり2回目の優勝を目指すニカホWin-s FC 2002(以下ニカホ)が激突した。
強くて冷たい北風が吹き付けるコンディションの中、前半は風上に立ったニカホが優位に試合を進め、キャプテンで長身FWの増村風月くんにボールを集めチャンスを作った。対するスポルティフも粘り強く守りながら隙を見てチャンスを作る展開。互いに守備の集中が切れず、前半を0-0で終えた。
後半は風上に立ったスポルティフが優勢に。27分MF畠山空与くんのパスを受けた田村仁志くんのループシュートが決まって先制。さらに36分には畠山くんのクロスを左サイドで受けた田村くんが豪快なボレーシュートを決めてニカホを突き放した。ニカホの反撃を退け、2-0で勝利したスポルティフが2年ぶり5回目の優勝を決めた。
2ゴールと大活躍の田村くんは「ドリブルなどしっかり練習しているのでその成果が出た」と日々の練習成果が結果につながったことを喜び、「まずはベスト8に残りたい」と全国大会へ意欲を見せた。
■スポルティフ秋田アミーゴス 佐藤勇一監督のコメント
前半風下の時間帯をしのげたのでいけると思いました。2得点の田村くんは持って生まれた素質があるので「下がらないでプレーするように」とハーフタイムで言いました。全国大会でJの下部組織に引けを取らないためにはスキルが必要です。今年はヒールパスやすくい上げも練習メニューに加えました。「味の素」と呼んでますが、相手を崩すための調味料のようなものが必要です。安易に飛び込まず我慢させることも覚えさせたいですね。
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