メッシ、”ポリ袋ユニ”で話題のアフガニスタン少年と対面。小さなファンの夢叶える

2016年12月14日

ジュニアサッカーニュース

DOHA, QATAR - DECEMBER 13: Afghan boy Murtaza Amadi poses with Lionel Messi of Barcelona during the Qatar Airways Cup match between FC Barcelona and Al-Ahli Saudi FC on December 13, 2016 in Doha, Qatar. (Photo by AK BijuRaj/Getty Images)
(写真●Getty Images)

 バルセロナのFWリオネル・メッシが、小さなファンの夢を叶えた。“ポリ袋ユニフォーム“により話題となった6歳少年との対面が実現している。13日付のスペインなど各国複数メディアが伝えた。

 今年1月に、ムルタザ・アフマディ君というアフガニスタンの少年が世界中で大きな話題となった。アルゼンチン代表を模して白と水色のポリ袋で作られたユニフォームに、メッシの名前と背番号「10」がマジックペンで描かれたものを来てサッカーの練習をする姿がSNS上で広まったことによるものだ。

 その話題はメッシ本人の耳にも入り、本物のアルゼンチン代表ユニフォームがプレゼントされた。さらにメッシとの対面に向けた計画も練られていることが報じられていたが、ついにその実現の時が訪れた。

 バルサは現地時間13日にカタールのドーハを訪れ、アル・アハリとの親善試合を行った。この試合にムルタザ君も招待され、メッシと手を繋いでピッチに入場。ボールをセンターサークルに置く役割を任されたあと再びメッシのもとへ駆け寄ったムルタザ君は憧れの選手のそばを離れようとはせず、審判に抱き上げられてようやく退場していった。

 ムルタザ君と家族はアフガニスタンに住んでいたが、思わぬ形で有名になったことで災難にも見舞われている。メッシからユニフォームをプレゼントされたあと、誘拐を示唆する脅迫電話などを受けて身の危険を感じ、現在は隣国パキスタンに避難して暮らしているとのことだ。

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