チーム動画紹介第52回「S-P.FUTE SC」

2008年04月21日

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一貫した指導が生み出す結束力

今回は千葉県市川市で活躍するS-P.FUTE SC(U-15)の練習にお邪魔して、代表である関根眞喜さんにお話をお聞きしました。

「S-P.FUTE SC」ってどんなクラブ?

千葉県市川市のフッチスポーツパークを中心に活動しています。はじめジュニアチームからスタートして、いまでは、幼児~ジュニアユースまでのカテゴリーを持っています。Jリーグの清水エスパルスと提携し、幼児~ジュニアユースまで一貫して選手を指導しています。在籍が長い選手は幼児から一緒で、選手同士の結束が強いチームですね。

指導で心がけていることはありますか?
ボールを持った子どもがまずどんなプレーをするのか考え、周りは静かにしている、これがフッチの指導で心がけていることです。周りの子どもたちには、ボールを持った子を周りでサポートはさせていますが、あとは、ボールを持った子どもが顔を上げて、周りをみて、判断する環境を作っています。これは、ジュニアでも、ジュニアユースでも同じです。もちろん、コーチ陣も「勝負しろ」、「シュートしろ」などの声は出しません。

なぜその指導をしようと思ったのですか?
小さい頃から、大きな声で呼べと教えると、出せない場所からも選手が「ヘイ、ヘイ」とパスを要求する習慣付いてします。ボール保持者も顔を上げずに、声の方にパスを出す癖が付いて選手の成長につながりません。ジュニアのうちは、考えすぎてボールをとられることもあります。しかし、結果だけを求めず、試合に負け続けても、他人のせいにしないで、選手のめげない気持ちやチームの絆を作っていくことが大切だと思います。

ドイツ・オランダに遠征されていると聞きましたが?
私がドイツ・東欧諸国に行った経験もあり、その縁で遠征にいくことができています。スポーツの環境、同世代選手のレベルなど、選手たちには若いうちから海外に行って、世界のレベルを生で体験して欲しくて遠征を行っています。向こうの子どもたちは、体も大きく、戦術的にもきちんと学んでいます。また、DFの選手は浮いたボールを必ず中盤、前線にはじきかえし、地面にボールを落とさないでプレーできます。日本では味わえない、空中戦の強さなど、試合を通して体感できたようです。

チームで心がけていることはありますか?
味方や相手選手、審判を尊敬する人であって欲しいです。個人としての考えで判断してプレーすることは大切です。しかし、チームとしての規律も同じくらい大切で、厳しく指導している部分です。審判や相手に文句が出そうな時もこらえて、どんな場面でも冷静でいれることが1番大切ですね。リードされている場面でも冷静でいれば、逆転のチャンスを見逃さずプレーができる。しかし、興奮していては、いざチャンスの場面で自分たちのサッカーができないと思います。また、服装に関しても流行の腰パンではなく、きちんとソックスをあげることも大切です。チームとしてしっかりまとまって、話し合えと指示はしませんが、意見も言い合えるチームですね。

一貫した指導の成果をどこに感じますか?
選手を長期的に指導できているおかげで、選手同士の阿吽の呼吸といったプレーが見られることがあることですね。例えば、試合中に選手が想像もできない所へパスを通したり、プレーしながら抜群の視野の広さを披露してくれたりするんですよ。選手より全体が見えているはずの僕らコーチ陣が感じないものを選手同士で感じとっているのではないでしょうか。そういったプレーを指導したり、プレーヤーを育てていくことは簡単ではありません。選手の才能によるところも大きいと思いますが、選手の持っている個性を磨くようなチームを目指していければと思います。

編集部コメント

フッチではジュニア~ジュニアユースを通じて、4バックのラインを採用させている。理由は3バックは近年主流ではあるが、3バックではセンターの1人が「カバーリング」の担当で、前の2人が「マンツーマン」といった役割分担がはっきりとする傾向があり、育成年代でそうさせてしまうと、その決められた役割しかできない選手に育ってしまう。
選手全員が「カバーリング」も「マンツーマン」も身に付くように、どの年代も4バックのラインでディフェンスを統一させているそうです。この考えは、ドイツ協会が育成年代で行っていることを関根さんがフッチでも取り入れ、小さい頃から守備に関しては4バックのラインで、いろんな可能性をもつ選手になってもらいたいという考えからでした。代表である関根さんの言葉に、選手が伸びる環境をいつも追い求めるチームの姿勢が感じられました。
(ジュニサカ編集部)

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