「見ているだけで勉強になる」バルサを見た日本人指導者は何を感じた?/取材レポート【2】

2016年08月26日

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016

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 U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016の予選リーグ2日目が26日にヴェルディグラウンドで行われた。

 その中で昨日に引き続き注目を集めたのが、バルセロナとマンチェスターCの海外勢。中でもバルセロナの戦いぶりは一際目を引いた。ピッチで対峙していない田村MARS(福岡)の大坪景太監督も「見るだけでも勉強になる。攻守の切り替えというか攻守一体で戦えるところに差を感じた」と話し、欧州のトップに君臨するチームの育成組織に舌を巻いていた。

 また、実際に戦った熊本県選抜の野元恒兵監督は、「単純に(バルセロナは)上手いなと。その上手さがある上で、個人でもチーム戦術でも常に駆け引きをしていた」と頭脳面で負けていたと振り返る。当然、欧米の選手たちと日本の選手たちでは対格に大きな差があったため、使える技術の幅に差が出た点は否めない。しかし、それ以前に頭の部分で負けていたのは事実。その結果が、26日に行われたU-12熊本県選抜とのゲームで8−1という大差が付いた最たる要因だろう。

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【次ページ】差が出た理由は?

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