チーム動画紹介第48回「FC熊谷女子」

2008年03月10日

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チーム1年目。埼玉北部で活動するU-15女子チーム

今回お邪魔したのは埼玉県熊谷市にあるFC熊谷女子U-15。U-15監督の小林さんにお話を伺いました。

「FC熊谷女子」ってどんなチームですか?
2007年4月に誕生したチームです。私自身、U-12の女子サッカーチームを指導していました。もともと選手たちが、中学生になってもサッカーを続ける環境が近郊で整ってはいないという理由もありまして、そんな折にフットサル仲間であったフットベース少女チームの監督の尾高さんより、U-15、U- 12一貫した女子サッカーチームを作らないかと打診がありチームを作ることに賛同しました。そして、ひとまず1年間お試しでチームを結成してみた結果、選手も指導者陣もやっぱり一丸で頑張って行きましょうということになり、2007年4月より正式に「FC熊谷女子」としてチームを発足させました。熊谷市を中心に、秩父市や行田市など他の地域からも部員が集まっています。

中学生の女子サッカー指導で大切なことはありますか?
私もまだU-15世代を教えて1年しか経ってませんので、むしろ今は手探り状態で、どういう指導が良いか日々考えています。
やはりU-15とU-12で決定的に違うことは、精神面の指導で苦労しますね。小学生までは素直に練習に励んだりするのですが、中学生になるとどうしても手を抜いてしまう場面とかが出てきてしまいまして・・・・・・。そのあたりは今後私自身も勉強していかなければなりませんね。
チームはまだ結成1年目で、中学生からサッカーを初めた選手もいます。そういった子たちが焦りを感じないように、技術面では、みんな基礎的な技術をつけることを徹底させています。
指導面に関しては、男の子ができることを想定して教えては良い指導をできないでしょう。同じサッカーでも女の子の方がキック力やフィジカルがいくらか男の子に追いつかない部分があるので、指導者自身が男の子にサッカーを教える感覚で臨むのは有効ではないと思いますね。

今後のチームの目標は何ですか?
県南(浦和地区、大宮地区など)のチームになかなか及ぶことはできませんが、県女子トレセンの練習会など参加したりして、選手の育成に力を入れ、いつかなでしこジャパンに選ばれるような選手を育てたいと思います。

編集部コメント

 年代別の女子サッカー選手登録数(2006年度)を参照にすると、小学生年代(U-12)の登録数が1万4000人を上回り、中学生世代(U-15)になると、6千人を割るほど、約3分の1に減少する。そうした中で中学校でもサッカーを続けたいと思う少女たちにとって、FC熊谷女子のような受け口は希少なものとして重要になってくるでしょう。
 チームも指導者もまだこれから経験を積んでいくことが大切だと思いますが、明るい笑顔で練習に取り組む選手たちと、指導熱心な監督の光景を見ると、チームが飛躍するのも近い将来かもしれませんね。
(ジュニサカ編集部)

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