LESSON3 ハーモニー体操<応用編> 全身を転がしてしなやかにする動き・キーパー編その2

2013年04月04日

コラム

今回からはゴールキーパーがシュートを打たれたときにも使える、身のこなしが柔らかくなる動きを紹介していきます。

◆目的
サッカーで唯一手を使えるゴールキーパーですが、選手は全身を使ってゴールを守ります。ボールを投げるときの肩やアバラ、シュートをキャッチするときやディフレクト(ボールをはじく、外に出す行為)するときの背中の柔らかい動きなどにつながり、その動きがケガの予防につながります。

◆行い方
①床に仰向けになり、左右の体がどんな風についているかを意識します。どこがついているか、どこが浮いているか、左右の違いをチェックしてみてください。

②膝を立てて、両腕を頭の上に伸ばして床に置きます。ゆっくり右の足裏で床を押しながら左側に転がり、ゆっくり戻します。

③今度は、両腕を頭の上にして左膝を立てます。ゆっくり左の足裏で床を押しながら右側に転がり、ゆっくり戻します。

④膝を立てて頭の上の方に両腕を伸ばします。
ゆっくりと右の足裏で床を押しながら骨盤を左側へ転がします。
右腕は床の上に楽に伸ばしたまま、ゆっくり、無理のない範囲でやります。

⑤今度は体の左側を下にして横向きになります。両膝を軽く曲げ、横向きを安定させ、両手を重ねて胸の前の床の上にあたりに軽く伸ばします。それから右手を頭の上の床に向かって滑らせます。目線は、右手の指先を追います。肩を痛めないように、背中やアバラ、胸や首など体全体をうまく使って無理のない動きで行ってみてください。

⑥終われば一度、仰向けになって休みます。

⑦次はまた膝を立てて、両腕を頭の上に伸ばして床に置きます。最初やったようにゆっくり右の足裏で床を押しながら左側に転がり、ゆっくり戻ります。

⑧反対側も同じようにやってみてください。

⑨両側を終え慣れたきたら、交互に楽しく転がってみてください。

⑩最後にまた体のチェックをしてみてください。左右の体全身に違いがあるかもしれません。

◆ワンポイントアドバイス
目で右手を追うときに目、ほほ、首のあたりを楽にして動きます。右腕だけでなく、肩、胸、腰、膝、足が連動して動いているのを感じてみてください。

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