子どもの野菜不足を即解消! 話題沸騰の“やさい氷”のすごい効果とは?

2013年07月22日

コラム

テレビで話題沸騰のやさい氷を作ってみよう!

■β-カロテン効果! にんじん氷で免疫力を高める!

 にんじんのオレンジ色はβ-カロテンによるもの。その含有量はすべての野菜のなかでもトップクラスです。このほか、カリウム、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄、食物繊維も含みます。β-カロテンは体内でビタミンAに代わり、免疫力を高める働きがあるため、がん予防にも効果的です。また、皮膚や粘膜に潤いを与えたり、目の健康を維持する働きもあります。

 最近の研究により、にんじんのβ-カロテンには、抗アレルギー作用があることがわかってきました。花粉症やアレルギー皮膚炎などに使われる抗ヒスタミン薬のように、一時的にアレルギーを抑えるのではなく、免疫バランスを整え、根本から体内環境を正常化する働きが期待できます。また、食物繊維には血糖値を抑制したり、コレステロール値を下げるなどの働きもあります。

やさい氷の作り方
【にんじん氷編】

材料(作りやすい分量)
にんじん中2~3本(500g)

①にんじんはヘタを除いて2㎝厚さの輪切りにする。耐熱容器に入れ、水大さじ1を加え、電子レンジで10分(100gにつき2分)加熱する。

①にんじんはヘタを除いて2㎝厚さの輪切りにする。耐熱容器に入れ、水大さじ1を加え、電子レンジで10分(100gにつき2分)加熱する。

②ミキサーに移し入れ、水200ml(電子レンジで加熱した際の蒸発分)を加える。

②ミキサーに移し入れ、水200ml(電子レンジで加熱した際の蒸発分)を加える。

③ミキサーのふたをし、なめらかになるまで攪拌する。

③ミキサーのふたをし、なめらかになるまで攪拌する。

④製氷皿に流し入れ、ふたをして冷凍する。

④製氷皿に流し入れ、ふたをして冷凍する。

⑤凍ったら製氷皿の底を水につけて、ひねって取り出し、ファスナーつき保存袋に移し、冷凍保存する。

⑤凍ったら製氷皿の底を水につけて、ひねって取り出し、ファスナーつき保存袋に移し、冷凍保存する。

にんじん氷のでき上がり!

にんじん氷のでき上がり!

※『本当にすごい! やさい氷健康法』より抜粋。本書の中では、そのほかトマト氷、しいたけ氷、大根氷、ブロッコリー氷の作り方、やさい氷の食べ方アイデア100、たまねぎ氷との組み合わせ方なども多数紹介している。

 

やさい氷健康法表1中

【好評発売中!】
『本当にすごい! やさい氷健康法』
http://www.kanzen.jp/book/b120685.html

村上先生

(著者プロフィール)
村上祥子(むらかみ・さちこ)
料理研究家/管理栄養士

母校、福岡女子大学で栄養指導実習講座を15年担当。電子レンジ調理の第一人者。東京と福岡でクッキングスタジオを主宰。3歳児向けから高齢者向けまでの多彩な料理教室を展開しながら、テレビ出演、出版、講演、商品開発と幅広く活躍する。糖尿病をはじめ、生活習慣病予防・改善のためのレシピを開発。日本型食生活を広めるために「ちゃんと食べてちゃんと生きる」をモットーに、子どもたちからシニアまで、食べ力をつけることへの提案に情熱を注ぐ。食べることで体調がよくなるたまねぎの機能性を生かして“たまねぎ氷”を開発し、注目を集めている。おもな著書は『電子レンジ 簡単レシピ100+』(永岡書店)、『病気にならない! たまねぎ氷健康法』(アスコム)など多数、発行総部数620万部にのぼる。

 

 

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