セレクションってNANDA?~横浜F・マリノスジュニアユース編~
2013年09月04日
コラム季節は秋。いよいよJリーグアカデミーのセレクションが本格化する季節です。今回は横浜F・マリノスのジュニアユースチームにスポットを当て、セレクションについてご紹介していきます! チーム統括本部・育成ダイレクターを務める小池直文さんが、さまざまな疑問に答えてくれました。
文●三谷悠 写真●編集部
※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.18秋号』P130-133より転載
セレクションの仕組みってどうなってる?

──それでは、まずジュニアユースに入るための仕組みから教えてください。
基本的には①プライマリー(ジュニアチーム)やスクールのスペシャルクラスに所属する子どもの内部昇格。それから②スカウトや一般セレクションを通じての入団というのが、例年のパターンですね。
──では、②の一般セレクションがスタートする時期はいつ頃になりますか?
今年(2010年)は9月からスタートして、1次セレクションを4回行う予定です。例年通りだとMM(みなとみらい)と追浜を合わせて500~600人くらいが参加されますよ。ただ一度に全員を呼んでも、こちらが全員の動きを確認するのは難しいですから、希望日を聞いて受験してもらっています。現在、所属しているチームの活動がない日に来てもらえるように、平日と土日の両方を用意しています。
──そのテストの内容を教えてください。
基本はゲーム形式です。年度によって違ってはきますが、最初から11対11をやることはないですね。ハーフコートでやることが多いと思います。
例えばハーフコートで8対8のゲームを行ったとすれば、一面で2ゲーム、合わせて32人の選手が同時にプレーできますし、限られた時間の中で子どもたちのプレー機会を増やせますから。それに、サッカーのセレクションである以上、やはりゲームでのプレーを見るのが一番いいかなと思っています。
いくら50メートルを5秒台で走ることができても、ゲームの中で何をやっていいかわからない子は、さすがに12歳くらいだと厳しいですしね。
──1ゲームあたりのプレー時間は、どのくらいですか?
だいたい7分くらいでしょうか。ただ1回で終わらないで、何ゲームかやってもらって、ひとりあたりトータルで30分から40分はプレーできるようにしています。その枠の中で、次のステージに進むかどうかを決めていますね。
小学生1試合あたりのプレー時間が、だいたい40分くらいなので、そのぐらいは見て判断したいということです。しかも少人数のゲームであれば、ボールに触れる回数も、プレーにかかわる回数も増えます。
ですから、たとえ1ゲームあたりの時間が短くても、こちらにとっての判断材料が増えますし、子どもたちにとってはアピールするチャンスが増えるというメリットもありますね。
──ゲーム形式以外のテストはありますか?
1次テストはゲームだけの場合が多いですね。あとは、ある程度人数をしぼりこんでから、少しフィジカルの要素を取り入れたテストを行うこともあります。例えばスプリント能力などですね。他にも基本技術として、ロングボールの質を見る場合もあります。
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