サッカーも勉強も伸びる子になる! すべての土台は“国語の力”にあった!

2013年10月02日

コラム

大好きなサッカーについての会話で、国語力をつける!

 国語力を高めたいならどうするか。例えばサッカーをしている子になら、試合の後など、「なんであの時は右に蹴らなかったの?」と、将棋でいう感想戦のように試合の話をすることをおすすめします。

 ここで重要なのは、大好きなものを土台にして、子どもにいっぱい話をさせ、会話の中で間違った言葉を使ったり、論理的になっていない部分をその都度、指摘して正していくことです。

「『だから』って言葉を使ったけど、『だから』(の意味)になっていないよ」「『ていうかこうだと思う』の、『ていうか』はどういうこと? 意味ない言葉は使わないで」と。また「スペースがあるって、どういうことなの?」などと、お母さんは子どもを質問攻めにするのもいいと思います。

 そのことで、子どもに「〇君と〇君がこう攻めて行って、敵もつられちゃうから、誰もいない場所ができるってことだよ」と説明できるようにさせる。言葉で説明解説をやらせることは、難関中学の受験勉強での訓練そのものです。それを好きなことでやらせるのがいいと思うんです。

 親御さんはどうしても、ドリルなどを使って点数をとる学習を優先しがちですが、私が見る限り、後伸びしていった子たちは、言葉の力、つまり国語力がしっかりしている子ばかりですよ。

【あいさつは言葉の原点】
 あいさつは、言葉の一歩目。目の前の相手に対して「ここにいるよね」という確認の意味の言葉を出すこと。言葉の原点なんです。相手を大切にする、相手がいるからこそ言葉に出す。これは社会力です。あいさつをちゃんとできる人はどの社会に行っても最低限のことをクリアできるし、求められますよ。若い頃はあいさつなんて、と思うものですが、実際たくさんの人に働いてもらう立場になると、あいさつは本当に大事だ、とつくづく思いますね。

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