サッカー母ちゃんの“まだまだ”ドタバタ日記「第36回 高校サッカー部を探して」
2013年12月12日
コラム冬に入ったある土曜日。
次男と母ちゃん、〇〇高校に向かっています。
学校への道のりには、同じ学校に向かう中学生とお母さん方の群れ!
学校近くの路上で、高校生らしきジャージ姿のランニング中の男子生徒の群れに抜かされました。
「サッカー部かな?」と次男。
「そう~?(なんでわかる?)」
学校の構内に入っていくと、さきほどのジャージ姿の生徒たちがいるではありませんか。ジャージの後ろには「SOCCER」の文字。
「あっ、やっぱりここのサッカー部の子たちだったんだ」
明るく、「こんにちはー!」と、笑顔であいさつをしてくれるサッカー部の男子生徒たち。何気に次男のトレシューに目を止めてくれている気もします。
緊張した表情で構内に入って来ていた次男も一気にリラックス。
じつは次男と母ちゃん、併願校、いわゆる、私立の「滑り止め校」を見に来たのであります。
東京に高校がいっぱいあることにビックリしていた母ちゃんでしたが、
次男と一緒にHPや学校ガイドとにらめっこして、
「ここ、サッカー部ないや」→没
「あ、この学校なら内申点でいけそ……女子いないよ」没
「ここのサッカー部だと強すぎ。セレクションしてるからダメ」→没
「ここは今まで入った知り合いみんなサッカー部辞めてるね」→没
という感じでチェックしていくと、内申点が内申点なので(涙)、学校はみるみる絞られていき……
そこで残った高校の学校説明会にやって来たのです。
全体説明会のあと、部活ごとの説明会もあると知り、サッカー部の会場に行ってみました。
「!!」
ビックリ!
全体説明会までは、お母さんとばっかりだったのに、サッカー部の説明会会場は、お父さんとばっかりじゃないですか!!!
いったいどこからお父さんたち、わいて出て来たんでしょ?
そういえば、長男の時も、初めての説明会でも、保護者会でも、お父さんたちがいっぱいいたなぁ……。お父さんたち、みんな息子の高校サッカー生活のことがホントに心配なんですよね……。
サッカー部の顧問の先生登場。
同じ地域には強豪校がひしめいていて、勝ち抜くのは容易ではないらしい。でも、先生のお話を聞いていると、指導の熱心さは伝わってきます。
「ウチのサッカー部には、ずば抜けてうまい選手は入ってきません。ほとんどが、クラブチームではベンチを温めていたとか、中体連では負けてばかりだったとか、そのレベルの選手です。それでも3年間サッカーを続けることでチームとして成長していきます」
試合の予定表や、戦績表など見れば、長男の行った強豪校とのレベルの違いは歴然としています。でも、仲間とともに同じスポーツを高校生活の中で続けられるという価値は一緒。
いろいろ心配だったけど、しょっぱなから明るいサッカー部の在校生に会うことができたし、先生も信頼できる感じだし、何より、サッカーのレベル的に次男にピッタリではないか。
帰り道、「どうだった?」と次男に聞くと、
「うん、よかったと思う! ……それに、女子マネもいるし」
そこかい。
ま、でも、とりあえずは母ちゃん、安心したよ。
「あ~、内申落ちたらどうしよう……」
そうだった、問題はそこなのだった~!!!
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