知っておけばひと安心! 子どもの喘息攻略法【後編】

2013年12月22日

コラム

ドイツの岡崎慎司選手やスピードスケートの元金メダリスト・清水宏保さんも、抱えていた喘息の悩み。前編に続き、後編も喘息との付き合い方や対処法を紹介します。

文●鈴木康浩 イラスト●喜多浩太郎

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.16春号』P62-65より転載

(前編はこちら)


6時間後でも喘息には要注意

 場合によっては、時間差で発作が起こることもある。
 「運動した約6時間後に苦しくなって発作が起こることもあります。発作が出たら、発作止めを使用すればよいので、そういう可能性があると念頭においておけば慌てずに済むでしょう」

 十分に注意していても、いつ苦しくなったり、発作が起きたりするかはわからない。特に練習中や試合中に起こった場合を考えると、指導者が喘息を持っている子どもをしっかり把握していることも大切だ。

 どの程度の症状なのか。普段使っている薬は何なのか。発作のときはどう対処すればよいのか。一方、保護者は指導者・主治医と連携をとって、その症状対処法やバッグのどの場所に薬があるのかなどを知らせておく必要があるだろう。

ぜんそく002

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