ジュニア年代ドリブル指導論(JSC CHIBA編)―ドリブラー育成のために、ドリブルを教えているわけではない―【後編】
2014年02月20日
コラム川島式1対1トレーニング
1対1①
・FWはドリブルで突破を図る。
・DFは前向き、足を伸ばすだけのディフェンスを行う。あえてその場から動かず、足は前・左右のみを出す。
・ディフェンスにも役立つ。最近はディレイばかりで抜かれることが前提の練習が多い。入れ替わり際に前から奪えればベスト。
1対1②
・DFは半身。コーンとコーンの間で、FWと同じ方向を向いて体を入れてボールを奪う。
・コーン間にFWの前に体を入れて、できればターン。
・FWが抜く方向はどちらでもOK。DFの足をずらして裏をとる練習にもなる。状況に応じてコーン間の距離は変える。
プロフィール
川島和彦
(かわしま・かずひこ)
JSCCHIBA( http://www.jsc-chiba.com/ )代表。1967年千葉県出身。千葉北FC時代から多くのJリーガーを輩出するなど、その育成手腕の評価は高い。川島監督監修の『スペイン流2大テクニック 運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本』(マイナビ)が好評発売中。
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