前進することにブレはない。本田圭佑選手が貫く“ゴール”への 飽くなきこだわり
2014年04月21日
サッカーエンタメ最前線ゴールを積極的に狙うことは世界基準のプレー
さらに鈴木コーチは話します。
「確かにポゼッションサッカーが主流になってから、ゴールに背を向けている選手がボールを持った場合、周囲の選手にボールを預けてから前を向くことがセオリーになりました。
ただ、DFにとって一番嫌なことはペナルティエリア付近で前向きにボールをもたれることです。本田選手ともアタッキングサードで前を向くトレーニングの必要性についてはよく話をします」
ゴールを狙うことは、欧州の人にとって最も評価に値するプレーです。試合に出場する以上、ポジションの役割を果たすことは当然であり、そのうえでゴールというチームに勝利を呼び込むプレーを見せるからこそ、誰もが認めてくれるのです。シンプルですが、ゴールを積極的に狙うことは世界基準のプレーなのです。
しかし、がむしゃらにゴールを目指したからといって、点を簡単にとれるものではありません。本田選手がどんなトレーニングをしているかを、鈴木コーチが少しだけ教えてくれました。
「本田選手は良くシュート練習をする前に、フィジカルトレーニングをしています。体に乳酸が溜まり、心拍数が上がった状態で1対1のシュートをします。試合を想定し体を追い込んでからシュートを打たないと意味がないと考えているのでしょう。実際の試合では、自分が辛い状態だということは相手も疲れているということです。そこでギアを上げられないようでは勝負に勝てません。そう考えているのではないでしょうか。
本田選手は基本的にボールを扱う練習をする時は、試合を想定した状況を作り出します。どんなに体が疲れた状態でもボールコントロールやキックがブレない強さを身につけるためでもあると思います」
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