前進することにブレはない。本田圭佑選手が貫く“ゴール”への 飽くなきこだわり

2014年04月21日

サッカーエンタメ最前線

育成ではゴールを据えた練習を心がける

試合に近い状況で練習をすることは、育成層のトレーニングで盛んに叫ばれていることであります。まだ体が成長過程にある子どもに本田選手のようなトレーニングをするのは負荷が大き過ぎますが、ゴールを決められる選手を育てたいのであれば、当然ゴールを据えた練習をすべきかもしれません。

例えば、ゴールを置いたうえで攻撃4×守備4で攻撃側にパスを通す回数を設定すればポゼッションしながらゴールを狙うだろうし、ミニゲーム形式の4対4でピッチのサイズをハーフコートにすれば、コートが広いのでボールをつながざるを得ないでしょう。大事なことはしっかりとゴールから逆算した練習プランを考えることです。

鈴木コーチは『サッカーがゴールを奪い合うスポーツ』だというサッカーの本質を捉えたうえで、毎回ゴールを置いた練習を行っています。これこそが世界基準の育成であり、ゴールを決められる選手を育てるために必要不可欠な考え方ではないでしょうか。

スマートだろうが、泥臭かろうが、ゴールに向かってプレーしなければ点はとれません。今、目の前でプレーしている子どもたちは積極的にゴールを目指しているでしょうか。自らの目で確かめ、再度練習プランを確認してみると気づくことがあるかもしれません。

 

⇒最新号の『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.32』では、「本田イズムを継承するサッカースクール」のコーナーで、ソルティーロファミリアサッカースクールで行っているシュート技術を磨くトレーニング法などを紹介しています。詳しくは『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.32』にて。

表紙32


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