動画でわかる! 精華女子流リフティングトレーニング

2014年06月06日

サッカー練習メニュー

6月6日(金)発売の『ジュニアサッカーを応援しよう! vol.33夏号』で京都精華女子高校サッカー部の監督・越智健一郎氏により紹介された精華女子流リフティングトレーニング。リフティングと同時に手を叩いたり、頭の中で計算をしたりと常に複数の動作を同時進行することにより、脳が鍛えられます。今回は本誌発売にさきがけて動画でご紹介します。映像で見ることで、よりわかりやすく学べることはもちろん、サッカーの技術、判断力を見につけたい方は必見です。

メニュー①二人組み1
(写真●吉村憲文)

<MENU1 動きながらリフティング>
複数の動作を同時進行することで、ボールだけに気を取られない技術を
■ベースの動き
原点であるインステップのリフティングに、複数の動きを取り入れる。さらにボールから目線を切る

①まずはインステップで正確にリフティング
②前後に手をたたき、できるなら首を左右上下に振る。ルックアップの習慣もつける
③ベースができたら二人組になり、交互にパス交換
④パスをしたあと、ジャンプをしたり、しゃがんだり、1回転するなどの動作を入れる

■チェックポイント
・失敗は気にしない。笑いながらでOK
・手を叩く、頭を振る動作はどちらかだけでもいい
・二人でやるときはチームワークを意識しよう


<MENU2 指数えリフティング>
顔を上げたままの状態でボールをコントロールし、周囲の情報を整理する
■ベースの動き
リフティングをしながら、相手の指が指し示したリフティング回数を理解し、その回数を蹴ったら相手に返す

①まずは正確にリフティング
②ボールを持っていない選手は指でリフティングの回数を指定する
③指定された回数を蹴ったらボールを返す。
④パスしたら左右に首を振る

■チェックポイント
・指で示された回数を正確に確認する
・もう片方の手で指1本はインステップ、2本インサイド、3本アウトサイドと指定し、バリエーションを加えてもいい


<MENU3 しりとり&数字リフティング>
運動とは別の脳を働かせてみよう
■ベースの動き
しりとりをしながらリフティングを続け、さらに数字の要素を追加

①インステップのリフティングからスタート
②しりとりと数字(回数ではなく何回目か)を発します。例「スイカ、1!」。
③例「かみなり、2!」
④例「りんご、3!」と、このように続けていく

■チェックポイント
・しりとりの言葉を見つけるのと同時に正確なリフティング
・言葉に気を取られすぎると、数字がいくつだったかを忘れてしまうから、常に注意
・このメニューに加えてメニュー1の首振りなどの動きを織り交ぜてもOK!

※ここで紹介している動画は、『ジュニアサッカーを応援しよう! vol.33夏号』でも紹介しております。本誌の記事と写真とあわせてご覧いただけると、より内容がわかりやすいものとなっております。


<プロフィール>
越智健一郎(おち・けんいちろう)

京都精華女子高校サッカー部監督
1974年愛知県出身。愛知県立瀬戸高校、日本体育大学卒。愛知県の高校で2年間講師を務めた後、京都精華女子高校へ赴任し06年サッカー部創部。12年度全国高校選手権3位。10年FIFA女子ワールドカップU-17準優勝メンバーのGK三田一紗代を輩出している。

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