【第38回全日本少年サッカー大会】福岡県大会 決勝フォトレポート&結果 「強さの証明。圧倒的な攻撃力を見せたBUDDY FCが7年ぶり2度目の優勝」
2014年06月17日
大会情報強さの証明。圧倒的な攻撃力を見せたBUDDY FCが7年ぶり2度目の優勝
(文・写真●中倉一志)
JA全農チビリンピック2014準優勝の実績を持つBUDDY FCの強さは本物だった。1回戦から準決勝まで5試合を41得点1失点と圧倒的な攻撃力を見せつけて勝ち上がると、決勝戦でも舞の里FCを7-0で破って7年ぶり2度目の優勝を飾った。
立ち上がりは互角の展開。舞の里FCは立ち上がりの2分にクリアボールが相手にぶつかってゴールに転がり込むという不運な失点を喫したが、ひと回り大きなBUDDY FCに対し、高いテクニックとスピードを持つ橋岡尚くん、橋岡拓くんを中心にゴールに迫る。
一方のBUDDY FCはピッチをワイドに使い、ボールを動かしながらチーム全体でボールを運ぶ。両チームの特長が正面からぶつかり合った。そんな試合を動かしたのはBUDDY FC。前半の12分、右サイドを駆け上がった日下部優哉くんのクロスボールを、中央へ走り込んだ佐藤聡史くんが豪快に頭で合わせた。
ここからはBUDDY FCのゴールラッシュ。前半を3-0で折り返すと、後半も4点を追加。ハードワークで対抗する舞の里FCを力で押し切っての優勝だった。BUDDY FCの全国大会での目標は、もちろん優勝。キャプテンの長濱昇太朗くんは「決勝でレジスタを破ってチビリンのリベンジをしたい」とコメントした。
■BUDDY FC 鶴丸聡一郎監督のコメント
これまで何度も決勝へ行きながら、2度目の全国大会に出られかった悔しさを出せた大会でした。トレセンのメンバーがいるわけではありませんが、全員でチームを作ろうと取り組んできました。例年に比べて練習試合を半分以下に減らし、トレーニングを重視して「止めて蹴る」ということを徹底して繰り返してきたことが、結果に結びついたのかなと思っています。苦しかった長い時期も含めて、全国大会を楽しめたらなと思っています。
カテゴリ別新着記事
ニュース
セレクション
-
【ユース セレクション】ザスパクサツ群馬(群馬県)2020.09.23
-
【ジュニアユース 体験練習会】SC大阪エルマーノ(大阪府)2020.09.23
-
【ジュニアユース セレクション】府ロクジュニアユース(東京都)2020.09.23
-
【ジュニアユース(女子)セレクション】ザスパクサツ群馬レディース(群馬県)2020.09.18
コラム
-
風間八宏が考える選手が育つ環境設定「自主トレの時間で選手たちは伸びる」2021.03.03
-
「共通理解を持ってサッカーをする習慣がありますか?」興國高・内野監督と考える“プレーモデル在り方”とは2021.02.12
-
キミはどんなタイプかな? 自分のプレースタイルを知るための“40の質問”2021.01.22
-
「eスポーツ」はスポーツか? サッカー選手を目指した少年がeスポーツ選手になるまで2021.01.20
大会情報
-
鹿島アントラーズノルテジュニアが初優勝を飾る ~ワーチャレ取材日記④~2020.12.31
-
大会4日目フォトギャラリー【U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2020】2020.12.31
-
準決勝に進出した4チームの指導者は大会で何を感じたのか。 ~ワーチャレ取材日記③~2020.12.30
-
【U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2020】決勝トーナメント 大会4日目(12/30)2020.12.30
お知らせ
人気記事ランキング
- 子どもの「背が伸びない」悩みを食事で解決!! 身長をグングン伸ばす5つのポイントとは?
- “早熟タイプ”か“晩熟タイプ”か。成長のピークはいつ訪れる? 子どものタイプを知ろう!!
- 育成年代で「普遍的な戦術」を教えなければ、新しい環境に順応できなくなる
- 「筋トレをすると背が伸びなくなくなる」「牛乳を飲むと背が伸びる」はホントか?
- 栄養不足は身長が伸びない原因に! 子どもの成長を促す亜鉛の重要性って?
- 技術だけを切り取った練習は成立しない。ドリブルの本質を理解するために必要な戦術的意図
- 元バルサ育成統括コーディネーターが語る指導理論。「7~8歳になるまではサッカーのトレーニングを開始するべきではない」
- 成長期におとずれる「クラムジー」に対して保護者と指導者は何をすべきか?
- フットボールは“判断”のスポーツ。育成年代に必要な「サッカーへの情熱」を引き出す指導法
- 運動神経は”才能”ではない!? スポーツ上達の秘訣は「脳」にあり