身長に遺伝は関係ある!? 親が小さくても背が伸びる可能性とは?

2014年07月08日

コラム

現在、絶賛発売中の『幼児・小学生のための身長をグングン伸ばすための本』。身長について悩む子どもたちに向けて、医学・睡眠・食事・運動などの各分野の第一人者がさまざまな観点でアドバイスをおくる内容となっています。今回は書籍のなかから、お悩みの一部をみなさんに紹介したいと思います。

文●加藤晴康 写真●編集部

『幼児・小学生のための身長をグングン伸ばすための本』より一部転載


遺伝の影響は90パーセント。しかし要因は遺伝だけではない
 
 90パーセントは遺伝と言われているとおり、たしかに両親の身長と子どもの最終身長は関係があります。

 両親ともに身長が低い、という場合に、子どもが将来どれだけ背が伸びるかを予測した場合、確率的に言うと、平均身長を超える可能性はあまりない、ということになります。

 両親の身長を使って、子どもの最終的な身長を予測する計算式があります。

 かなり昔から日本体育協会が出しているものです。この計算式で求められる数字は目標身長と言われています。

 男の子の場合は、(父の身長+母の身長+13.0)÷2+2.0あるいは、両親の平均身長+6.5+2.0。女子の場合は、(父の身長+母の身長-13.0)÷2+2.0あるいは、両親の平均身長-6.5+2.0となります。

 しかし、これはあくまで予測される最終身長の平均値です。この数センチ前後の幅の中におさまっているのが普通ですが、それより低くなることがあれば、高くなることもある。必ずしも、この例にあてはまるわけではありません。

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