身長に遺伝は関係ある!? 親が小さくても背が伸びる可能性とは?

2014年07月08日

コラム

目標身長はあくまで、冷静な判断をするための材料

 両親ともに背が低い場合は、子どもが平均より高くなる(伸びる)可能性は少なくなるものの、両親が小さくてもある程度、高くなる場合もあります。

 お父さんが高くてお母さんが小さい、もしくは、お父さんは小さいけれどお母さんは大きい、などという場合はもちろん子どもの背が高くなる可能性はより大きいでしょう。

 また、遺伝の影響を考えて、背が高くなりそうにないから、と好きなスポーツを断念したりする必要はありません。

 親の身長で出した目標身長は、将来のことを考えるときに過度な期待をしない、冷静な判断するための材料、としておく一方で、目標身長で子どもの可能性をふさがないようにしてほしいと思います。

 遺伝のみでは決まらないので、成長期には十分に睡眠、栄養をとって、体が伸びる能力を最大限に引き出しましょう。


プロフィール
加藤晴康
(かとう・はるやす)

立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科准教授。医学博士。専門はスポーツ医学、整形外科。JFAスポーツ医学委員会委員。サッカーU-16~23の各年代代表のチームドクターを務めた経験を持つ。2014年現在はA代表チームドクターを務める。慈恵医大スポーツ外来医師としても勤務。


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