子どもたちが認められる環境づくり。「プレーヤーズ・ファースト」の本質を知る
2014年08月27日
コラムサッカーは選手の判断が第一
まず理解しなくてはならないのは、サッカーはピッチの外からの指示(サイドコーチング)で選手を動かすスポーツではない、ということです。選手の判断が第一。試合以外でも、すべてのことが「選手ありき」で進んでいかなくては、そこに成長はなく面白味もありません。このことは、育成の現場にいるコーチや保護者は特に肝に銘じなくてはいけません。
それなのに、依然としてさまざまな国で「プレーヤーズ・ファースト 」が叫ばれつづけています。
スイスサッカー協会は「大人のみなさんへ」と題し「僕たちにプレーをさせて」「騒がないで」「審判に文句を言わないで」などとつづられたレターを配布しています。アメリカサッカーユース連盟は、「キッズゾーン」というネーミングで「以下のことを守れない大人は立ち入り禁止」になっています。主な約束事項は、
● 勝つことではなく楽しみがすべて
● ファンは応援するのみ。指導はコーチに任せる
● 怒りにまかせて怒鳴らない
● ののしらない
● 禁煙
● 子どものよい見本となる
といったことが掲げられています。
日本でも数年前から日本サッカー協会が「プレーヤーズ・ファーストの徹底を」とさまざまな取り組みをはじめています。そのような啓もう活動がいまだ行われているということは、日本の大人の指導が決して「プレーヤーズ・ファースト」ではない事実を示しているのです。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
東北トレセン女子U-14が開催!2025.10.24
-
東北トレセンU-14が開催!2025.10.23
-
【JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦】参加メンバー発表!2025.10.22
-
U-15日本代表、フランス遠征参加メンバー発表!【バル・ド・マルヌトーナメント2025】2025.10.21
フットボール最新ニュース
-
鈴木唯人が貴重な先制点でチームを勝利に導く【23日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
日本人対決でリバプールが5Gで圧勝【22日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナが6発大勝。エースもゴール【21日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 【JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦】参加メンバー発表!
- U-15日本代表、フランス遠征参加メンバー発表!【バル・ド・マルヌトーナメント2025】
- 東北トレセンU-14が開催!
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 『JFAエリートプログラムU-14韓国遠征』参加メンバー発表!
- なでしこジャパン(日本女子代表)、欧州での国際親善試合に臨むメンバー発表!
- 「目指すサッカー」がない指導者が明確な言葉を子どもに伝えられると思いますか?【10月・11月特集】
- ドリブラーを育てる聖和学園の指導術。「選手のアイデアを引き出すことを常に考えている」
- 【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17日本代表メンバー発表!
- 【第39回全日本少年サッカー大会】長崎県大会 決勝フォトレポート&大会結果「V・ファーレン長崎が創設5年目で初の全国大会出場を果たす!!」














