親から子どもに伝えたい!! 身長が伸びるメカニズムを知ろう!

2014年09月22日

コラム

牛乳は飲まないより飲むほうがよい

 拒食症とも言われる、神経性食欲不振症の場合、低栄養のあまり成長因子が出なくなり、成長がピタリと止まってしまうケースもあります。回復が難しい場合もあり、成長期前に拒食になってしまうと、身長からみると非常に危険です。

 そこまで極端ではなくても、サッカーに夢中な男の子が激しく運動ばかりして食べないために成長が滞っているということはあるでしょう。なかなか大きくならない子は、食べない子が多いのはたしかです。でも無理して食べさせることはできないでしょうから、なるべく食事を楽しくするなど、工夫するしかありません。いつか自覚して、大きくなるために食べよう、と自分で気づけば少し変わってくるでしょう。

 これを食べれば大きくなるというものはありませんが、牛乳はアレルギーなどなければ飲んだほうがいいでしょう。成長期は1日800㎎のカルシウムが必要と言われています。牛乳は1mlに1㎎のカルシウムが含まれているので、コップ1杯飲めば、200㎎のカルシウムを摂取できます。

 たしかに背が大きいことはスポーツには有利かもしれません。でも、サッカーの場合は、必ずしも大きいことがいいわけではありませんよね。小さいからこそスピードが出て、相手を抜くことができるかもしれない。長友(佑都)選手のような例もあります。親御さんも過度に心配しすぎず、お子さんの成長を見守ってほしいと思います。
 
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※ここで示したものは、平均的な成長のパターンです。実際には、子どもの代謝状態や、さまざまなホルモンの出方、生活環境などによって個人差があります。(「子どもの低身長を考える成長相談室」より)


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