「ついつい選手にうるさくコーチングしてしまう自分がいたとしたら?」 コーチ&保護者の尽きない悩みにアドバイス!!
2014年12月12日
メンタル/教育「選手のクリエイティブ性を育てるには、あまり多くのことを教えない方が良い」ということはわかっているのにどうしてもコーチングしすぎてしまう。そんなジレンマに悩む指導者の方も多いのではないだろうか。そこで今回も、選手が自主的に取り組むボトムアップ指導の先駆者で、先日発売となった『ボトムアップ式指導でチーム力を伸ばす魔法のサッカーコーチング実践編【DVD付】』の著者・畑喜美夫氏の言葉に耳を傾けてみます。
『ボトムアップ式指導でチーム力を伸ばす魔法のサッカーコーチング実践編【DVD付】』より一部転載
どう考え、どう判断し、どう行動したのかを見極めること
これは、コーチングが悪いのではなく、タイミングの問題なのかなと思います。
そして、コーチングの内容が子どもたちの考えを引き出すようなコーチングなのかということという2つの視点からお答えします。
まず、コーチングというのは、引き出すとか、導くと言う意味で、ティーチングは教えるという意味で捉えています。
ですから、コーチングというと、いかに引き出すような問いかけをしているかということが大切です。そうであれば引き出す目的ですから、悪いわけではありません。
でも「こうせい、ああせい」「何やってんだよ」とか「シュート打て」「パスを出せ」というのは子どもたちの判断、創造性を奪っているのでダメです。
あとは、タイミングです。ボトムアップでは、まず、やらしてみた後で、コーチングするということです。まずは選手の発想性、創造性のなかで行動していくことを見ます。
やはり、クリエイティブな判断を身につけさせることは重要ですから、子どもたちがどうに考えて、どう判断し、どう行動したのか見極めることが先行します。
コーチングのタイミングは、まず、子どもたちに判断した後ということです。
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