ドイツで存在感を出しつつあるヘルタ・ベルリン原口元気選手のプレー映像。自分の“カタチ”をもっている強み
2015年04月15日
サッカーエンタメ最前線原口選手の“カタチ”はまだ見せていない
≪原口元気選手のプレー集≫
新たにヘルタ・ベルリンの監督に就任した、バル・ダルダイ監督は原口選手のことを「相手にとっては速くて嫌な選手」と評しています。
そもそも原口選手は、左サイドからのドリブルでフィニッシュに絡むことができるアタッカーとしてJリーグ活躍していました。特に長い距離をドリブルで運び、自らゴールに叩き込むプレーはまさに原口選手の代名詞と呼べるほど、得意な“カタチ”でした。
しかしヘルタではまだそのプレーをそれほど見せていません。単純にその得意なカタチが通用しない、ということではなく、まだなかなか出す場面を得られていない、という表現が正しいのかもしれません。
自分の得意な“カタチ”を持っているというのは、サッカー選手にとって大きな強みです。得意な“カタチ”から結果を得れれば、チームメイトや監督もそれを理解するし、サポーターもそのプレーを期待するようになり、自分にも自信がつくからです。
本来、チームメイトにキレてしまったり、交代で下げられて不満をあらわにしたりする激情家で、チームやサポーターからすると少し手のかかるところもあったりする原口選手。しかし、そういった『問題児』的なところがある分、サポーターから愛され、スタジアムの雰囲気を変えられるチカラも持っています。
いまはまだ監督の信頼を得ることが最優先かもしれないですが、自分の“カタチ”をもっている原口選手が今後、らしさを見せてドイツでも愛される選手になっている姿を見たいですね。
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