ドイツで存在感を出しつつあるヘルタ・ベルリン原口元気選手のプレー映像。自分の“カタチ”をもっている強み

2015年04月15日

サッカーエンタメ最前線

今シーズン、Jリーグの浦和レッズからドイツのヘルタ・ベルリンに移籍した原口元気選手。チームがなかなか結果を出せないなか個人としても出場機会が得られていませんでした。しかし、今年に入り監督が解任され、チームが上昇気流に乗り始めたところでゴールをあげ、それ以降出場機会が増して徐々に存在感を見せつつあります。今回は、そんな原口選手のプレーを改めて見て行きます。

(構成●編集部 写真●Getty Images)


≪原口元気選手のブンデスリーガ初ゴール≫

監督の信頼を勝ち取るために守備に奔走する

 今年2月、日本人選手の起用に積極的だったルフカイ監督がチームの不振により解任され、それまであまり出場機会を得られていなかった原口選手にとっては風当たりがさらに厳しくなることが予想されましたが、監督交代でチームの調子も上向きななか、途中出場でのチャンスを得たシャルケ戦でブンデスリーガ初ゴールを記録。それ以降、先発で試合に出場するチャンスを得ています。

 先週行われた、ブンデスリーガ第28節ハノーファー戦でも先発出場。アウェーでの試合でチーム自体がなかなか形を作れず、原口選手もいい形でボールを受けることができず、守備に奔走するシーンが目立ちました。

 日本人選手がヨーロッパでのプレーする場合、守備での貢献は必ず求められる仕事です。それを怠るようだと出場機会自体が減ってしまうでしょう。

 しかし日本人選手は、特に攻撃の選手の場合は“助っ人外国人”としての結果を残さないといけません。監督の信頼を得るために守備の仕事をしっかりとこなすはもちろん、さらにアタッカーとしてゴールやアシストで結果を出していく。このあたりは、原口選手自身が一番理解していることでしょう。

Hertha BSC v FC Schalke 04 - Bundesliga

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