お父さんのための審判講座「自分が判定ミスをしたことに気づいた場合の対処法」

2015年04月27日

コラム

【ステップ2】重大な判定ミスは試合中にあやまることを控える

 気をつけなければならないのが、審判があやまることを選手が受け入れられる状況なのかという点です。

 審判のミスを逆手にとって、正しい判定も受け入れないよ……というムードが広がってしまえば、ゲームは荒れてしまいます。

 とくに、勝敗を左右するようなPKの判定などに関するミスについては、少なくともゲーム中にミスを認めることは控えます。大混乱を招きかねません。

“埋め合わせのファウル”は絶対ダメ

 ミスを引きずらないことも大切です。

 判定ミスによって不利益を与えたチームに、その埋め合わせとして小さな接触プレーをファウルしてとってあげる……。そんなことは絶対してはいけません。

 ミスを重ねることになってしまいます。

0427レフェリー②

<関連リンク>
『ポジティブ・レフェリング―ファウルが減る! ゲームがおもしろくなる! 驚きのサッカー審判術』
『JFA前審判委員長・松崎康弘さんが答える!『サッカー審判お悩み相談室』開催のお知らせ』

 


プロフィール
松崎 康弘
(まつざき やすひろ)

公益財団法人日本サッカー協会(JFA)常任理事。JFA前審判委員長(2006年~12年)JFAサッカーS級審判インストラクター。1954年千葉県生まれ。1992年にイングランドの1級審判員の資格を取得。1995年~2002年までJリーグ主審として活動。1995年~1999年まで国際サッカー連盟(FIFA)の国際副審も務めた。


 

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