世界基準のU-22はもはや若手ではない!? 欧州で活躍するU-22年代の注目選手

2015年07月02日

サッカーエンタメ最前線

長年センターフォワード不足に悩まされたポルトガルの答え 

PRAGUE, CZECH REPUBLIC - JUNE 30:  Bernardo Silva of Portugal in action during UEFA U21 European Championship final match between Portugal and Sweden at Eden Stadium on June 30, 2015 in Prague, Czech Republic.  (Photo by Matej Divizna/Getty Images)
フランス・リーグ1
ASモナコ所属 MF ベルナルド・シウバ
1994年8月10日生まれ 20歳

 スウェーデンが制したU-21欧州選手権(リオデジャネイロ五輪予選)で準優勝したポルトガル代表。ポルトガル代表といえば、基本的に4-3-3のフォーメションで特に前線の3枚の役割はいつになっても変わらないもの、それはそういうものだと信じていましたが、この大会のポルトガル代表には変化がありました。

 それが、このチームの1トップを任されていたベルナルド・シウバの存在。ベルナルド・シウバは、所属するASモナコでの登録ポジションがミッドフィルダーであることが示す通り、今までのポルトガル代表が求めていた純粋なセンターフォワードタイプの選手ではありません。

 例えるなら、かつて司令塔として名を馳せたデコ(元ポルトガル代表)や、国は違いますが、リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)のようなタイプで、今回のポルトガル代表では、いわば“偽フォワード”のような役割を担っていました。

 今回紹介した選手のなかで、唯一リオデジャネイロ五輪の出場権を持っているベルナルド・シウバ。

 昨シーズンのリーグ1では9ゴールと高い得点能力は折り紙つきですが、今後ポルトガル代表としてどのポジションで、どのような選手として大成していくのか、楽しみな選手です。

 
≪ポルトガル代表 ベルナルド・シウバのプレー集≫

 

<関連リンク>
『欧州フットボール批評』

 

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