【バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会】東京都大会 決勝フォトレポート&結果「町田小川FCレッドとの激闘を制しFCトッカーノが全国の切符をつかむ!」

2015年07月06日

バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会

町田小川FCレッドとの激闘を制しFCトッカーノが全国の切符をつかむ!

7月5日(日)、小金井市総合体育館にて「バーモントカップ 第25回全日本少年フットサル大会 東京都大会」の決勝が行われ、FCトッカーノが町田小川FCレッドを3-1で下し、全国大会への切符を手に入れた。

優勝FCトッカーノ

(文・写真●編集部)

 素晴らしい決勝戦だった。

 『バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会東京都大会』の決勝の舞台に立った町田小川FCレッド(以下、町田小川)とFCトッカーノ(以下、トッカーノ)の選手たちは、ボール際の激しさ、集中力、勝利への欲求など、相手を凌駕するために必要な項目を、都大会の決勝という舞台で発揮し、両チームの試合は開始から拮抗した。
 
 お互いがゴール前までボールを運び、数多のチャンスを作り出すが、ボール際の激しさ、シュートブロックなど高い集中力を見せて、相手チームにゴールネットを揺らすことを許さない。なかでも、町田小川のGK北澤元太くんは安定したキャッチングとセービングが際立っていた。

 そんな北澤くんの好守に、町田小川の10番・内藤碧十くんがゴールで応える。試合の流れがトッカーノに傾きつつあったところで、キャプテンが先取点を奪ったことは大きかった。というのも、そのゴールから前半が終了するまで町田小川はさらに集中力を増し、トッカーノの勢いを押し返し前半を1-0で終えたからだ。

 しかし、後半が始まるとトッカーノが反撃を開始。「相手がボールを前線に入れてきたときに、前の選手と後ろの選手でボール保持者を挟んで自由にプレーさせないというディフェンスが、ゲームを進んでいくなかでうまくいくようになりました」

 トッカーノの内野雄介監督がこう語ってくれたように、ディフェンスが後半になってどんどん良くなっていった。

 ボールを奪う機会が多くなったトッカーノは、後半3分に、20番・中林恵太くんが左足でゴールネットに突き刺し同点とすると、その3分後には60番・福西翔太くんが逆転のゴールを奪い一気に2-1とする。

 逆転されても集中力を切らさなかった町田小川も反撃に出るが、試合のなかで研ぎ澄まされていくトッカーノのディフェンスを破るには至らず。

 後半8分には8番・永澤昴大くんがダメ押しの3点目を奪う。試合はそのまま3-1で試合終了。FCトッカーノが、初出場にして日本一に輝いた第21回大会以来となるクラブ史上2度目の全国の切符をつかんだ。

 決勝で惜しくも敗れてしまったが、町田小川FCレッドの選手たちには、堂々と胸を張ってほしい。

 全国につながる大会の決勝とはいえ、未来あるサッカー少年の彼らにとっては“数ある試合のひとつ”でしかない。今はまだ悔しさが勝るかもしれないが、決勝の舞台で死力を尽くし、試合終了まで集中力を切らさず戦い抜いた経験は、彼らのサッカー人生において素晴らしい経験であることは間違いないのだから。

■FCトッカーノ 内野雄介監督のコメント
苦しい戦いが多かったです。その中で粘り強く選手たちが戦って、試合を重ねるごとに一つひとつ成長してくれたのかなと感じています。これで全国大会に出場できることになったので、そこでも良い戦いできるように、また一つひとつ積み上げて行きたいと思います。

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