【第39回全日本少年サッカー大会】長野県大会 決勝フォトレポート&結果「トップチームに続け!松本山雅U-12が強豪のF.C. CEDAC Jrを3-0で破り、長野県の覇者に!」
2015年11月04日
大会情報トップチームに続け!松本山雅U-12が強豪のF.C. CEDAC Jrを3-0で破り、長野県の覇者に!
(文・写真●多岐太宿)
11月3日、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)で、第39回全日本少年サッカー大会長野県大会決勝が開催された。決勝戦は、松本山雅FC U-12 A(以下、松本山雅)とF.C. CEDAC Jr A(以下、CEDAC)のカード。
CEDACは原直生くんと八塚龍芽くんなど県内でもトップクラスのプレーヤーを抱える若年世代の強豪として知られ、準決勝は豊科南SCに5-0で快勝している。一方の松本山雅はベスト8に残ったのも今大会が始めてながら、準決勝で筑摩野サッカースポーツ少年団を1-0で破っている。その虎の子の1点を挙げた柳澤大翔くんに期待が集まる。
試合は予想どおりCEDACが主導権を握るが、松本山雅は組織的なディフェンスで対抗してゴールを許さない。逆に8分、ドリブルでゴール前に走り込んだ柳澤くんのゴールで先制に成功。0-1で後半に突入する。
後半も大きく展開は変わらず。1点ビハインドで早いうちに追いつきたいCEDACだったが、ボールの集まる原くんも良さを消されてしまい、得点機が見出せない。すると31分に柳澤くんのパスから田畑葵くんが追加点を挙げ、その7分後にはフリーキックのチャンスで、キッカーの甲斐健太郎くんが直接決めた。これで点差は3点に広がった。反撃に出るCEDACだったが松本は最後まで集中を切らさず、GK永井就斗くんの好セーブもあり無失点のまま試合終了の笛が鳴った。
「相手の方が1枚も2枚も上」とは試合後の松本山雅の恒本大輔監督。CEDACの強さをリスペクトしつつ、あえて割り切った戦いを見せ、トップチーム同様に長野県のジュニアサッカーに新しい風を吹かせた。
■松本山雅FC U-12 恒本大輔監督コメント
嬉しいし、正直ホッとしている。CEDACさんの方が力は1枚も2枚も上で、だからこそ決勝戦は相手のいいところを消すスタイルで臨んだ。普段はボールを大切にしながら相手を意識することを選手たちには話をしているが、今日に関してはトップチームが注目され、育成組織の環境も良くなっている中でタイトルを獲得することで新しい風も吹いてくると思い、相手の映像を見せた上で対策もした。雰囲気作りもうまくいって、良い緊張感で臨むことができた。全国大会では自分たちのスタイルを出して、長野県代表の名に恥じないプレーを見せたい
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