【第39回全日本少年サッカー大会】石川県大会 決勝フォトレポート&大会結果「石川県代表の座は、符津スポーツ少年団サッカー部Aが34年ぶりに輝く!」
2015年11月09日
大会情報石川県代表の座は、符津スポーツ少年団サッカー部Aが34年ぶりに輝く!
(文・写真●山本浩之)
11月8日(日)、金沢市民サッカー場にて「第39回全日本少年サッカー大会 石川県大会」の決勝があり、符津スポーツ少年団サッカー部A(以下、符津A)が額サッカースポーツ少年団(以下、額)を8-1で破り、優勝を飾った。
「何もできないで帰ってきた、あのときとは違います。今日の決勝は、相手を揺さぶって、空いたところをついていく僕たちのサッカーができました」と符津Aのキャプテンを務める10番・安田虎士朗くんは言う。
「あのとき」とは、5月の『JA全農杯チビリンピック 全国決勝大会』のこと。符津Aはグループリーグで1勝もできずに打ちのめされた。悔しかった。けれども「たとえ試合に負けても僕たちがこれからサッカーを続けていくために必要なことを学ぶきっかけになった」と 選手たちは苦い思い出を糧にして前向きにサッカーに取り組んだ。
その成果が決勝で発揮された。前半4分に10番・安田くんがキレのあるドリブルからシュートを決めると、早い時間の先制点で勢いにのって、7番・石尾空太くんの2ゴールと17番・北健志郎くんのゴールで4-1とし前半を終えた。
後半になっても勢いは止まらず、5分に左サイドからの折り返しに17番・北くんが合わせると、12分には9番・土居海斗くんが、コーナーキックからのボールをダイレクトでゴールに沈めた。さらに残り時間が1分となっても攻撃の手は緩まず、3番・和気晃佑くんのシュート、そして最後はキャプテンの安田くんが決めて、8-1でタイムアップとなった。
34年ぶり4回目となる全国大会への挑戦権を獲得した符津Aの選手たち。鹿児島の地で、また新たな経験値を積んでくることだろう。
■府津スポーツ少年団 西本達郎監督のコメント
夏ぐらいまでは、どちらかというとパスを主体として試合を組み立てていましたが、引いた相手を崩してゴールを奪うことが難しくなってきたこともあり、効果的にドリブルを使うことを課題に取り組んできました。それを結果として残すことができました。もちろん全国大会では、北陸勢で日本一になったチームもいませんし、優勝を目指したいという思いはありますが、子どもたちもチビリンピックの経験を通して、全国のレベルが甘くないのは分かっています。ただ、あのときよりも、選手は成長しているので、いい試合をすることができると思います。
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