【第39回全日本少年サッカー大会】福井県大会 決勝フォトレポート&大会結果「耐えて決定機を確実にものにした平章SSSが、2年連続5度目の全国への切符を獲得」
2015年11月09日
大会情報耐えて決定機を確実にものにした平章SSSが、2年連続5度目の全国への切符を獲得
(文・写真●栗田シメイ)
11月8日(日)、福井県大会決勝が丸岡スポーツランドサッカー場で開催された。決勝では、2年連続の全国を狙う平章サッカースポーツ少年団(以下:平章)と、初出場を目指す金津JFC・ユナイデットA(以下:金津A)が対戦。平章は劣勢の前半を耐えぬき、決定機を逃さずゴールに繋げ、通算5度目の優勝を果たした。
試合は、開始直後から圧倒的な金津Aペースで進む。身体能力に優れる大味祐介くんを中心に、高い個人技で平章ゴールを脅かすが、決定力を欠き0対0のまま前半を終える。
迎えた後半。5を過ぎたあたりから、平章イレブンが攻勢をかける。運動量が落ちた金津Aを尻目に、キャプテンの徳川留野のドリブル突破から何度もチャンスが生まれ、バーを叩くなど惜しい場面が続く。試合が動いたのは、後半15分。準決勝でも2ゴールを挙げ優勝の立役者となった大森直太朗くんが、右サイドからのクロスにボレーで合わせゴールを奪う。試合終了間際の21分にも伊藤良壱くんが、エリア外から豪快にミドルシュートをネットに突き刺し、勝負を決めた。
平章キャプテンの徳川くんは、「ゴールを決めてくれた大森くんに『ありがとう』と言いたい。全国では、一戦一戦全力で戦います」と話した。殊勲の決勝ゴールを決めた大森くんは、「決めた瞬間、めっちゃ嬉しい気持ちがこみ上げてきました。ゴールはアシストのおかげです。全国では、3勝はしたいです」と、全国大会へ向けた抱負を述べた。
■平章サッカースポーツ少年団 丸田幸司監督のコメント
準決勝もそうでしたが、選手達が本当によく耐えてくれました。決勝はプラン通り。前半は我慢して、相手の動きが落ちる後半勝負と考えていました。ハーフタイムには、『スタイルを崩さず、いつも通りのプレーをすれば必ず勝てる』と、選手を送り出しました。ゴールの瞬間は、ここに来るまで厳しい道のりだったので、涙が出るほど嬉しかったです。全国の舞台は、去年もそうでしたが、プレッシャーの強さとの戦い。去年は1回戦で負けてしまったので、今年はチーム一丸で予選突破を目指します
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